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ソフトバンク、通信エリア端などでのアップロード通信改善開始!HPUE技術導入にて

ソフトバンクは22日、5Gサービスにおいて新たに「HPUE」(High Power User Equipment)という技術を導入し、国内で初めて提供開始した。

<▲画像:HPUEについてのイメージ(※プレスリリースより)>

このHPUE導入によって、基地局から離れた場所など通信サービスが繋がりにくい場所でも上り側(アップロード)の通信を安定して行いやすくなる。

この恩恵を受けられるのは対応機種であり、まずは家庭用のデータ通信サービス「SoftBank Air」のホームルーター端末「Airターミナル6」から対応し、その後はスマートフォンやタブレットなど一般の「ソフトバンク(SoftBank)」の端末にも拡大していく予定。

Airターミナル6には4月中旬から順次HPUE対応のためのソフトウェアアップデートが提供開始となり、自動更新なのでユーザーは特に何らかの操作や申し込みを行う必要はない。

では、このHPUEとはどのような技術なのか?

HPUEは、ホームルーターやスマートフォンなどのクライアント端末側の送信電力を高出力化する技術。出力を上げることで、もともと繋がりにくかった通信サービスエリア端などにおいても安定した通信ができるようになるという。

具体的な電力については、従来の最大送信電力は23dBm(200mW)の所、HPUE対応端末では26~29dBm(400~800mW)になる。最大送信電力に幅があるのは基地局ごとに設定が異なるため。

自宅からソフトバンクの基地局が遠く、特にアップロード側の通信に不満があった方は、今後改善していく可能性があるので嬉しいニュースと言ってよさそうだ。

情報元、参考リンク
ソフトバンク/プレスリリース

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