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<▲画像:IIJ> |
3Dセキュア2.0を導入することで、これまでよりも安全にクレジットカード決済をできるようになる。
3Dセキュア2.0は、インターネット通販や各種サービスのクレジットカード決済を普段から利用している方には、すでに馴染みのあるセキュリティシステムだと思う。カードの登録または決済時に、途中で一旦カード発行会社が提供する認証システムを介する。クレジットカードサービスによって細かな方法は異なるが、基本的にはSMSなどでワンタイムパスワードが届き、それを入力させる。パスワードが問題なかった場合に決済処理に実際に進む。
IIJによれば、3Dセキュア認証が必要になると考えられるケースは、新規申し込み時、クレジットカードの変更時とされている。
しかし、既存ユーザーの場合、非常に大きな注意点がある。クレジットカードを変更するつもりが現時点でないとしても、現在登録しているカードで3Dセキュアが利用できない場合(非対応だったり、必要な利用手続きを行っていない場合など)、今後そのカードでIIJのサービス上で決済ができなくなる可能性があるようだ。
IIJmioなどの通信サービスの月々の利用料金の決済については、3Dセキュア非対応のカードでも現在登録しているカードで継続決済できるようだが、例えばスマホを新しく購入し直すなど、何らかの商品新たに購入してカード決済を行う必要がある際には、そのカードを使えない可能性がある。
そのため、3Dセキュアに非対応のクレジットカードを登録しているユーザーで、今後IIJで商品購入をする可能性がある方は、別のカードに登録し直した方がいいかもしれない。
いずれにしても、今回の発表に際してIIJはFAQを用意しているので、IIJmioへの加入を考えている方、既存ユーザーの方はチェックしておいた方がいいだろう。