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【重要】IIJmioが本人認証サービス「3Dセキュア2.0」を導入へ。既存ユーザーも注意。カード再登録が必要になる可能性あり

インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)は21日、同社が提供する格安SIMサービス「IIJmio」を含む全てのサービスにおいて本人認証サービス「3Dセキュア2.0」を5月21日に導入すると発表した。

<▲画像:IIJ>

3Dセキュア2.0を導入することで、これまでよりも安全にクレジットカード決済をできるようになる。

3Dセキュア2.0は、インターネット通販や各種サービスのクレジットカード決済を普段から利用している方には、すでに馴染みのあるセキュリティシステムだと思う。カードの登録または決済時に、途中で一旦カード発行会社が提供する認証システムを介する。クレジットカードサービスによって細かな方法は異なるが、基本的にはSMSなどでワンタイムパスワードが届き、それを入力させる。パスワードが問題なかった場合に決済処理に実際に進む。

IIJによれば、3Dセキュア認証が必要になると考えられるケースは、新規申し込み時、クレジットカードの変更時とされている。

しかし、既存ユーザーの場合、非常に大きな注意点がある。クレジットカードを変更するつもりが現時点でないとしても、現在登録しているカードで3Dセキュアが利用できない場合(非対応だったり、必要な利用手続きを行っていない場合など)、今後そのカードでIIJのサービス上で決済ができなくなる可能性があるようだ。

IIJmioなどの通信サービスの月々の利用料金の決済については、3Dセキュア非対応のカードでも現在登録しているカードで継続決済できるようだが、例えばスマホを新しく購入し直すなど、何らかの商品新たに購入してカード決済を行う必要がある際には、そのカードを使えない可能性がある。

そのため、3Dセキュアに非対応のクレジットカードを登録しているユーザーで、今後IIJで商品購入をする可能性がある方は、別のカードに登録し直した方がいいかもしれない。

いずれにしても、今回の発表に際してIIJはFAQを用意しているので、IIJmioへの加入を考えている方、既存ユーザーの方はチェックしておいた方がいいだろう。

情報元、参考リンク
IIJmio/本人認証サービス「3Dセキュア2.0」導入のお知らせ
IIJmio公式サイト
IIJmioひかり公式サイト

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