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<▲画像:「au Starlink Direct」の利用イメージ> |
利用料金は当面は無料で、申し込みも不要。auユーザーで、対象のスマートフォンを利用している方は利用可能だ。
具体的には、auの4G LTE、5Gのエリア外、かつ空が見える場所であれば衛星通信ができる。従来であれば、auの通信網から外れたエリアでは圏外表示となり、当然通信はできなくなるわけだが、今後は衛星通信がカバーする。
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<▲画像:利用可能エリアのイメージ(画像は一部)> |
4G LTE、5Gのエリア外でも空が見える場所であれば、スマートフォンのステータスバーに人工衛星をイメージしたアイコンか「衛星」という文字が表示される。これがStarlink衛星と直接通信できる状態を示している。
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<▲画像:Androidスマホでのステータスバーの例> |
この状態を「衛星モード」と呼ぶと、衛星モードで行うことのできる機能は下記の通りだ。
- テキストメッセージ
- Gemini in Google メッセージ
- シンプルAIチャット
- 位置情報(現在地)の共有
- 緊急速報メール
ということで、実は残念ながら4月10日時点では肝心のデータ通信と音声通話には対応していない。画像及びファイル共有も非対応だ。ただ、テキストメッセージは利用できるので、一応連絡は可能ということになる。4G LTE、5Gの圏外エリアであれば、テキストメッセージが使えるだけでも十分ありがたく、魅力的だと言っていいだろう。
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<▲画像:利用イメージ> |
月額の利用料金のみならず、衛星通信を介してのSMSの料金も当面は無料だという。
なお、利用開始までの流れはAndroidスマートフォンとiPhoneとで異なり、下記ページに記載されているのでauユーザーはチェックしておこう。
対応機種はかなり幅広く、近日対応予定のものも含めると「Google Pixel 9」シリーズ、3年ほど前に発売された機種以降の「Galaxy」シリーズの多くの機種、「AQUOS sense8」及び「AQUOS sense9」、「Xperia」シリーズ、「Xiaomi」シリーズなどが対応している。iPhoneも14以降が対応する。
より詳しい対応機種のリストは下記ページで確認して欲しい。
→au Starlink Direct対応機種一覧ページ