![]() |
<▲画像:各社のモバイルICサービスのイメージ(JR西日本のプレスリリースより)> |
ただし、提供開始時期はまだ1年以上先の上、それぞれ約1年異なる。TOICAは2026年春、すなわち来春だが、SUGOCAは2027年春と約2年後に提供開始予定となっている。
では、どのような形でサービスが提供されるのかというと、仕組みは西日本旅客鉄道(以下、JR西日本)の「モバイルICOCA」のサービスが使われる。
モバイルICOCAは、2023年3月22日に提供が始まったサービスで、今年の3月で丸2年が経過することになるが、2月末時点で利用者数が270万人を超え、非常に多くの人に利用されている。
JR西日本は、このモバイルICOCAのサービスを介して、他のモバイルICサービスを提供できる環境を整備し、それを利用してTOICAとSUGOCAのサービスが登場する予定となっている。
そして、モバイルICOCAでは、中学生・高校生用の通学定期券の取り扱いも開始する。ICOCAエリアでは3月15日より、TOICAエリアではモバイルTOICAのサービス開始後より、SUGOCAエリアではモバイルSUGOCAのサービス開始後より、の予定だ。
他にも、来年の春、すなわち2026年春より新幹線定期券「FREX(通勤用)」、「FREXパル(通学用)」にも対応予定だ。
最後に、勘違いしかねないので、改めて各サービスの提供開始時期を述べると、モバイルTOICAは来年春(2026年春)、モバイルSUGOCAは2027年春、新幹線定期券の対応は2026年春の予定と、いずれも1年以上先の話なので注意して欲しい。
今春より提供開始となるのはモバイルICOCAエリアにおける中学生・高校生用の通学定期券のみ、となっている。
情報元、参考リンク