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Chromecastでキャストできない不具合発生。初期化後の認証も不可。原因は特定され、修正作業中

米Googleは11日、「Chromecast(第2世代)」と「Chromecast Audio」において不具合が確認され、スマートフォンなどからのキャストができない問題が発生していることを明らかにした。

<▲画像:「Chromecast(第2世代)」>

同社によれば、すでに問題の原因は特定できているとのことだが、13日現在も解決はしていない。

かくいう筆者も先日Chromecast(第2世代)でキャストできない不具合が発生し、初期化(工場出荷状態に戻す)を行い、再認証を試みるも、何度やってもダメで諦め、「Chromecast with Google TV(4K)」を購入してしまった。理由は単純で「Google TV Streamer」よりはまだ安価だったからだ。筆者の場合は故障を疑った訳だが、結局のところ実際には壊れたわけではなかったようだ……。

同じように不具合に遭遇している方は、私のように慌てて新たにChromecastや最新の「Google TV Streamer」を購入しないよう注意して欲しい。

ちなみに筆者が購入した「Chromecast with Google TV(GA01919-JP)」は全く問題なくセットアップが完了し、キャストできている。ただ、後から思えば、この機種でも不具合が発生していた可能性もあるので、本来であれば真っ先にChromecastの不具合情報をネットで調べるべきではあった。

また、Google TV Streamerでも当該不具合は発生していないようだ。

さて、話を当該不具合に戻すと、この問題は9日辺りから世界的に発生し始めたようだ。その後、Googleがこの問題の存在を確認し、原因を特定し、修正に取り組んでいることが明らかにされた。。

そして、Googleによれば、問題が発生しているChromecastでは、工場出荷状態に初期化しないよう案内している。万一行ってしまった場合、再セットアップできない問題が発生する恐れがあるという。実際、筆者のChromecastではそうなった。一応、この問題についても原因は特定され、修正に取り組んでいるとのことなので、初期化してしまったChromecastも復活できるのかもしれない。

いずれにしろ、該当機種をお使いの方は、Googleの対策が完了するのを待つしかない。なお、筆者のようにChromecast with Google TV(4K)かGoogle TV Streamerを新たに購入するのも手だが、Chromecast with Google TV(4K)は生産終了品のため本記事執筆時点ではGoogleの直販サイトでは購入できない。筆者のようにAmazonに出品されているマーケットプレイスの商品や、通販サイトやストア、フリマやヤフオクなどで入手するしかないだろう。しかも私の場合は割高の10,000円で購入したが、本記事執筆時点では更に値上がりしてAmazonのストアでは最低でも12,800円だ。もはやChromecast with Google TV(4K)を購入する意味はほぼ無い。それならGoogle TV Streamerを16,000円で購入する方がいいだろう。

とはいえ、ただキャストするためだけに16,000円は個人的に高価すぎると思うので、急ぎでないのであれば、やはりChromecastの不具合修正を待つべきだろう。

情報元、参考リンク
Google Nest Community/該当の問題に対するGoogleのコメント
Googleストア/スマートホーム製品ページ
Amazon/Chromecastページ
Amazon/Google TV Streamerページ

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