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<▲画像:「Chromecast(第2世代)」> |
同社によれば、すでに問題の原因は特定できているとのことだが、13日現在も解決はしていない。
かくいう筆者も先日Chromecast(第2世代)でキャストできない不具合が発生し、初期化(工場出荷状態に戻す)を行い、再認証を試みるも、何度やってもダメで諦め、「Chromecast with Google TV(4K)」を購入してしまった。理由は単純で「Google TV Streamer」よりはまだ安価だったからだ。筆者の場合は故障を疑った訳だが、結局のところ実際には壊れたわけではなかったようだ……。
同じように不具合に遭遇している方は、私のように慌てて新たにChromecastや最新の「Google TV Streamer」を購入しないよう注意して欲しい。
ちなみに筆者が購入した「Chromecast with Google TV(GA01919-JP)」は全く問題なくセットアップが完了し、キャストできている。ただ、後から思えば、この機種でも不具合が発生していた可能性もあるので、本来であれば真っ先にChromecastの不具合情報をネットで調べるべきではあった。
また、Google TV Streamerでも当該不具合は発生していないようだ。
さて、話を当該不具合に戻すと、この問題は9日辺りから世界的に発生し始めたようだ。その後、Googleがこの問題の存在を確認し、原因を特定し、修正に取り組んでいることが明らかにされた。。
そして、Googleによれば、問題が発生しているChromecastでは、工場出荷状態に初期化しないよう案内している。万一行ってしまった場合、再セットアップできない問題が発生する恐れがあるという。実際、筆者のChromecastではそうなった。一応、この問題についても原因は特定され、修正に取り組んでいるとのことなので、初期化してしまったChromecastも復活できるのかもしれない。
いずれにしろ、該当機種をお使いの方は、Googleの対策が完了するのを待つしかない。なお、筆者のようにChromecast with Google TV(4K)かGoogle TV Streamerを新たに購入するのも手だが、Chromecast with Google TV(4K)は生産終了品のため本記事執筆時点ではGoogleの直販サイトでは購入できない。筆者のようにAmazonに出品されているマーケットプレイスの商品や、通販サイトやストア、フリマやヤフオクなどで入手するしかないだろう。しかも私の場合は割高の10,000円で購入したが、本記事執筆時点では更に値上がりしてAmazonのストアでは最低でも12,800円だ。もはやChromecast with Google TV(4K)を購入する意味はほぼ無い。それならGoogle TV Streamerを16,000円で購入する方がいいだろう。
とはいえ、ただキャストするためだけに16,000円は個人的に高価すぎると思うので、急ぎでないのであれば、やはりChromecastの不具合修正を待つべきだろう。