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Google、Apple、Microsoftがマップでのメキシコ湾をアメリカ湾に表記変更。日本だと「メキシコ湾(アメリカ湾)」と表示

米大統領ドナルド・トランプ氏が就任後に署名したメキシコ湾の名称変更に関する大統領令を受けて「Google マップ」を運営する米Google、「マップ」アプリを「iPhone」や「iPad」で提供する米Appleは、湾の表記を実際に変更したことが明らかになっている。

<▲画像:「Google マップ」を日本で開いた場合>

具体的には、「メキシコ湾」から「アメリカ湾」へと変更され、実際、英語表記では「Gulf of Mexico」から「Gulf of America」へと変わっている。しかし、これは米国のユーザーが見た場合の表記であり、実は国・地域によって異なる。

例えば日本のユーザーがGoogle マップを開いた場合、その表記は「アメリカ湾(メキシコ湾)」となり、カッコ付きだが、一応併記される形だ。同じく、米国とメキシコ以外のユーザーには、やはり併記の形が採用されているようだ。

また、メキシコのユーザーには従来通り「Gulf of Mexico」と表示される。

あまりにあっさりと変更されてしまい、驚きしかない。

なお、同じくIT大手であり、「Bing マップ」を提供している米Microsoftは、本記事執筆時点ではまだ表記変更を行っていないが、変更する意向を示しており、間もなくGoogle、Appleと同様の表記にするようだ。米共和党議員は即時対応したGoogleを称賛し、若干遅れたAppleを非難しているが、即時対応できる問題ではないと考えるのは普通ではないだろうか。

情報元、参考リンク
Googleマップ
Apple マップ
Bing マップ

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