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DJIがスマホ用の最新ジンバル「Osmo Mobile 7」シリーズを発売。スマートトラッキング対応

DJIはスマートフォン用のジンバル「Osmo Mobile」の最新シリーズとなる「Osmo Mobile 7」シリーズを日本市場で発売した。今回登場したのは2モデルで、「Osmo Mobile 7P」と「Osmo Mobile 7」だ。

<▲画像:「Osmo Mobile 7P」>

価格はOsmo Mobile 7Pが18,480円(税込、以下同)、Osmo Mobile 7が13,310円。

Osmo Mobile 7PとOsmo Mobile 7はどちらも第7世代の手ブレ補正技術とスマートトラッキング技術「Active Track 7.0」を搭載した最新モデル。

どちらも高性能だし、ベースは同じだが、価格差から想像できるようにOsmo Mobile 7Pの方がより多機能だ。

<▲画像:「Osmo Mobile 7P」のパッケージ内容>

というのも、Osmo Mobile 7Pには「多機能モジュール」が付いてくるからだ。この多機能モジュールは、後からOsmo Mobile 7に追加購入しても構わないが、必要であれば最初からOsmo Mobile 7Pを選択したほうがいいだろう。多機能モジュールは「DJI OM 7シリーズトラッキングキット」という名称のオプション品として販売され、価格は6,600円。


多機能モジュールは小型でマグネットで簡単に取り外し可能。ペアリングすれば、「DJI Mic Mini」の受信機能(音声受信機能)や照明機能を手軽に利用できるようになる。

また、多機能モジュールにはインテリジェント追尾機能が内蔵されているので、スマホの「DJI Mimoアプリ」無しでも被写体を簡単に追尾することもできる。多機能モジュールを取り付けるシーンは、下に掲載した公式動画でも紹介されているので参考になるはずだ。


追尾開始方法も複数あり、モジュールに手のひらを見せるジェスチャー操作の他、Osmo Mobile 7/7Pのトリガーを押したり、スマホのアプリからなど、様々だ。

なお、他には延長ロッドの搭載有無がある。Osmo Mobile 7Pには延長ロッドが内蔵されているが、Osmo Mobile 7にはないので、その点には注意が必要だろう。延長ロッドは最大で215mmまで延ばすことができる。

<▲画像:「Osmo Mobile 7P」には延長ロッドを内蔵>

一方で、内蔵の三脚はOsmo Mobile 7にも搭載されている。

<▲画像:「Osmo Mobile 7」>

延長ロッドの有無の分、Osmo Mobile 7Pの方が若干重い。Osmo Mobile 7は約300gだが、Osmo Mobile 7Pは約368gだ。

また、Osmo Mobile 7PとOsmo Mobile 7は、どちらも3,350mAhのバッテリーを内蔵し、約10時間ほどの連続動作ができる。ただし、この時間は「追加アクセサリーを付けず、ジンバルを水平に静置してバランスが取れた状態での測定」なので、あくまでも参考程度の数字だ。

最終的に、Osmo Mobile 7PとOsmo Mobile 7のどちらを選ぶかという判断基準は、内蔵延長ロッドの有無になるだろう。多機能モジュールは一応、後からでも購入できるからだ。

また、内蔵延長ロッドについても判断は難しく、不要ならむしろ、Osmo Mobile 7の方が軽いので良いかもしれない、という可能性も出てくる。68gの差は体感的には結構大きいだろう。一方、長さが必要なシーンが多そうなのであれば、間違いなくOsmo Mobile 7Pにすべきだろう。

いずれにしても選択肢があるので、好みに応じて選べばいいはずだ。

情報元、参考リンク
Amazon/Osmo Mobile 7P製品ページ
Amazon/Osmo Mobile 7製品ページ
Amazon/DJI OM 7シリーズトラッキングキット製品ページ
Amazon/DJIストアサイト
DJI公式サイト

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