<▲画像:「フェリーWi-Fi」についての船内ポスターのイメージ> |
フェリーWi-Fiはauのユーザーであれば無料で利用できるが、他の通信サービスのユーザーも利用できない訳ではない。au以外の方は、24時間1,500円(税込)の料金での利用が可能だ。
先ほど挙げた「はまゆう」は、関東と九州間を約21時間で移動する。短くない時間、乗客は海上にいるため、スマートフォンやタブレット、ノートPCなどでインターネットを利用したいこともあるはずだ。
<▲画像:フェリー「はまゆう」> |
今回サービスインした「フェリーWi-Fi」では、米Space Exploration Technologies(以下、スペースX)の通信衛星「Starlink」をバックボーンの回線として利用している。Starlink活用の利点は大きい。というのも、現状、衛星通信環境が整備されている船であっても、大抵は数Mbps程度の速度しか出ない従来型の衛星通信サービスを使っているのだという。
ところが今回の「フェリーWi-Fi」では、Starlinkを利用することで最大220Mbpsでの通信が可能だという。
<▲画像:通信サービスのイメージ図> |
なお、冒頭で期間限定でのサービス提供と書いたが、その期間は1月22日から3月31日まで。ただし、期間が変更になる場合もあるという。
利用するにはまずフェリー内でスマートフォン等の機器でWi-Fiをオンにして、SSID「Entry」にアクセスし、画面に表示される指示に従って設定を行う。次にSSID「0001au」か「ferry_Wi2」に接続する。詳細はこちらのページのマニュアル(PDF、約3.7MB)で紹介されている。
なお、「フェリーWi-Fi」を利用可能なエリアはエントランスホール、レストランなどの一部パブリックスペースのみ。
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