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「e-Tax」が「スマホ用電子証明書」対応!まずはAndroidから!iPhoneは春以降に対応予定

国税庁は6日、「e-Tax」において「スマホ用電子証明書」がAndroidで利用可能になったと発表した。まずはAndroidスマートフォンから対応開始し、今春をめどに「iPhone」等、iOS端末でも対応予定となっている。

<▲画像:「e-Tax」が「スマホ用電子証明書」に対応>

「スマホ用電子証明書」は、簡単にいえばスマートフォンをマイナンバーカード代わりに使える機能。この「スマホ用電子証明書」自体は、Androidについては2024年にすでに対応済み(※iOSは今春対応予定)。しかし、それを「e-Tax」で利用することは、これまではできなかった。

しかし今回「e-Tax」が「スマホ用電子証明書」に対応したことで、今後はこの機能を用いることで、確定申告等における税金の申告書の作成やe-Tax送信の際に、マイナンバーカードをいちいちスマートフォンで読み取る必要がなくなる。

また、通常はその際にマイナンバーカードの利用者証明用電子証明書に設定したパスワード(4桁の数字)の入力が必要だが、生体認証などを利用することもできる。

とはいえ、何もせずにいきなり利用できる訳ではなく、最初に「スマホ用電子証明書」の利用申請及び登録といった手続きは必要だ。

まずは「スマホ用電子証明書」自体をスマートフォンで利用できるようにする必要がある。現時点では200機種が公式に対応している。対応機種リストは下記リンク先のページで確認して欲しい。基本的に「おサイフケータイ」対応機種である必要があるが、昨今の機種は概ねサポートされている。

マイナポータル/スマホ用電子証明書に対応しているスマートフォンを教えてください。

利用申し込み及び登録方法は下記のリンク先ページを確認して欲しい。マイナポータルアプリから手続きを始めることができる。

デジタル庁/スマホ用電子証明書搭載サービス

また、「e-Tax」での対応についての詳細は下記のリンク先ページで確認して欲しい。

e-Tax公式サイト/スマホ用電子証明書に対応しました。

正直な話、依然としてマイナンバーカード関連のサービスは名称自体が分かりづらく、混乱している方も多いとは思うが、確定申告を行う前に、できればゆとりをもって確認しておく方がいいと思う。とはいえ、筆者同様、ギリギリ行うという方も多いと思う。「スマホ用電子証明書」を「e-Tax」で利用することは必須ではないので、面倒な場合、もしくはそもそも利用したくない場合には、先送りで構わないだろう。

情報元、参考リンク
e-Tax公式サイト/スマホ用電子証明書対応についての発表内容

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