<▲画像:「Xiaomi 体組成計 S400」> |
昨今のスマート体組成計には安価な製品の選択肢も増えてきたが、「Xiaomi 体組成計 S400」はその中でもコストパフォーマンスが抜群の製品だと言っていいだろう。
というのも、測定可能項目が非常に多いからだ。性能面で妥協せず、それでいて2千円台の価格は、とても魅力的。
「Xiaomi 体組成計 S400」では、「マルチ周波インピーダンス測定」という技術が投入されている。
そもそも体組成計では、生体電気インピーダンス法と呼ばれる方法で人間の体組成データを測定している。体組成計に乗った人間に極微弱の電流を流し、インピーダンス値を測定する、というもの。「Xiaomi 体組成計 S400」では、高周波と低周波の二重の交流電流を細胞膜に通して、細胞内外の電気インピーダンス値を正確に測定できるという。
高周波側は250kHzで、筋肉、脂肪、骨、臓器の細胞成分を測定でき、低周波側は50kHzで、血液及び組織液中の水分を測定できる。
「Xiaomi 体組成計 S400」では1回の測定で25種類の体組成指標をチェックできるが、その主な項目は下記の通り。
- 体重
- 心拍数
- BMI
- 身体スコア
- 体内水分含有量
- 体内水分量
- 脂肪量
- 体脂肪率
- タンパク質量
- タンパク質率
- 筋肉量
- 筋肉率
- 骨ミネラル量
- 骨ミネラル率
- 内臓脂肪率
また、最も肝心な体重の測定精度は、0.1kg単位。測定可能範囲は0.1kgから最大150kgまで。最大で36人までのデータ管理が可能なほか、データを残さない「ゲストモード」での測定もできる。
各種測定データは、スマートフォン向けの「Xiaomi Home」アプリで管理し、データの同期はBluetoothを使って手軽に行うことができる。また、データ自体は最終的にクラウド上に保存される。
<▲画像:「Xiaomi 体組成計 S400」のサイズなど> |
「Xiaomi 体組成計 S400」の本体サイズは約300 x 300 x 24.55mmで、重さは約1.45kg。単4形乾電池3本での駆動で、180日間ほど持つという。
なお、スマートフォンはAndroidだけでなくiPhoneにも対応する。OSとしては、Android 8.0以降、iOS 12.0以降だ。
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