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「AQUOS R9 pro」がドコモで12月5日発売、SIMフリー版が12月13日以降発売へ

シャープのAndroidスマートフォン「AQUOS」シリーズにおけるフラッグシップシリーズ「AQUOS R」の最新モデル「AQUOS R9 pro」が12月上旬についに登場する。通信キャリアではNTTドコモ(以下、ドコモ)が取り扱い、12月5日に発売することを同社が27日に発表した。

<▲画像:「AQUOS R9 pro」>

また、同じく27日、シャープからAQUOS R9 proのSIMフリー版が12月13日以降に発売されることが明らかにされた。そして格安SIMの事業者で取扱うのは、現時点では「IIJmio」よ「mineo」のみが公表されている。

AQUOS R9 proはドコモでは型番「SH-54E」として登場する。

基本的な特徴やスペックはドコモ版のSH-54EとSIMフリー版は共通だが、SIMフリー版はカメラのシャッター音をオフにできるようになっている。

そして、AQUOS R9 proの最大の特徴は、ライカ監修の「VARIO SUMMICRON」レンズを使ったトリプルアウトカメラの性能だ。この内、メインとなる標準カメラのCMOSセンサーは大型で1インチを超える。正確には1/0.9インチだ。非常に大きなセンサーを搭載するため、当然小型のセンサーより光を多く取り込むことが可能で、暗い場所での撮影に強い上、明るい場所においても優秀だ。

<▲画像:「AQUOS R9 pro」のリアカメラについて>

トリプルカメラの構成は、大型センサー採用の標準カメラ、そして望遠カメラ、広角カメラとなっている。いずれもセンサーの画素数は約5030万画素。また、実用上、非常に助かる設計が大型シャッターキーの存在だ。半押しに対応し、フォーカスロックできるので、本格的なデジカメライクな撮影が可能となっている。

しかも別売りのショルダーストラップケースを装着すれば、見た目も使い勝手もデジカメのようになる。

また、AQUOS R9 proの特徴はリアカメラだけじゃなく、オーディオ面もこだわっている。

AQUOS R9 proに搭載されるステレオスピーカーは、BOX構造を採用し、レシーバー側のスピーカーをフルメタルにすることで、迫力ある重低音を再現できる上、根本的にボリュームを上げることにも成功しているという。

<▲画像:スピーカーについて>

そして、様々な機能を支える中心部にはQualcommのハイエンド向けチップ「Snapdragon 8s Gen 3」を採用する。メモリも大容量な上、ストレージの一部領域を仮想メモリに割り当てられる機能もある。物理メモリは12GB、ストレージは512GBだ。

ディスプレイは約6.7インチの「Pro IGZO OLED」(有機EL)で、リフレッシュレートは最大240Hz対応(※正確には120Hzにプラスして、間に黒画面を挿入する形)。解像度は3,120 x 1,440。

バッテリーは5,000mAhで、本体サイズは約162 x 78 x 9.3mm、重さは約229g。

モバイル通信では5Gでは下り最大3.4Gbps対応(※SIMフリーモデルは利用する通信サービスによって実際の対応速度は異なる)。おサイフケータイ対応、防水・防塵対応、指紋認証・顔認証対応、ワイヤレス充電対応など、便利に使う上で必要な基本的要素は全て押さえている。

SIMカードはnanoSIMとeSIMのデュアル対応仕様。

なお、カラーバリエーションはブラックのみ。カメラ性能・機能にこだわる人向けのハイエンドスマホの一つが「AQUOS R」シリーズだが、今回のAQUOS R9 proも期待の製品だ。

情報元、参考リンク
ドコモ/AQUOS R9 pro製品ページ
ドコモオンラインショップ
シャープ/AQUOS R9 pro製品ページ
IIJmio公式サイト
mineo公式ページ

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