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「Yaber T2」発売!発売記念で30%オフ & 6000円オフ!バッテリー搭載、Dolby対応・高品質のJBLスピーカーも魅力

Yaber Technologies(ヤバー テクノロジーズ)は14日、モバイルプロジェクター「Yaber T2」を日本市場で発売した。バッテリーを内蔵し、外出先等での利用も可能なモバイルプロジェクターとはいえ、小型軽量性のみを追求した製品ではなく、性能も限りなく高めている。そのため、据え置き機並みの性能を誇りつつも携帯性に優れるサイズと形状である点が大きな特徴。

<▲画像:「Yaber T2」の使用イメージ>

バッテリー駆動では約2時間半の動画視聴が可能。もちろん電源ケーブルを使っての駆動もできる。

なお、Yaber T2には標準モデルと、本体側面に「スローガン」が描かれたデザインの「スローガン」モデルが用意されていて、価格が異なる。

<▲画像:「スローガン」モデルでは筐体側面や取っ手などにスローガンが描かれている>

標準モデルの通常価格は85,900円(税込、以下同)だが、本記事執筆時点では発売記念で30%オフになっているので、59,980円。さらに6,000円オフのクーポンも配布中なので、実際には53,980円で購入可能だ。ポイント還元も1%あるので、実質的には53,380円だと言える。

一方、スローガンモデルは通常価格が60,980円の設定で、12,000円割引クーポンが配布中。クーポンを適用すると、48,980円になる。すなわちスローガンモデルの方が標準モデルよりも現時点では安いことになるので、スローガン表記が気にならないのであれば、こちらの方が出費を抑えられるだろう。

なお、割引クーポンはAmazon.co.jpの商品ページでYaber T2をカートに入れる前に適用する必要があるので、忘れずにチェックしておこう。価格表記の下にある「クーポン」のチェックボックスをチェックすればいい。また、今回、なぜかYaber T2シリーズ向けにストアページが別に用意されているようだ。シリーズ関連製品としては、後述するドングルがある。

Amazon/Yaber T2製品ページはこちら
Amazon/Yaber T2用のスマートTVドングルはこちら
Amazon/Yaber T2シリーズ用ストアページはこちら
Amazon/Yaberストアページ(T2シリーズ以外の製品用のストアページ)


Yaber T2について

Yaber T2の概要

Yaberは、低価格帯、中価格帯のプロジェクターを主に手掛ける新興メーカーで、GAPSISでも幾つかの機種のレビューを取り上げてきた。

GAPSIS/Yaber関連記事はこちら

昨今は低価格機といえどもそれなりの性能を持つプロジェクターが増えているが、それはYaberも同様で、非常にコストパフォーマンスに優れる製品をラインナップしている。加えて、ここ1、2年でYaberの中価格帯の製品は全体的なクオリティが向上し、チープな感じが消えたことも大きな魅力だろう。メーカーとして一段階ステップアップを果たした印象だ。

そのYaberのラインナップだが海外向けにはモバイルプロジェクターも手掛けていたが、日本市場への正式投入製品は今回が初。

<▲画像:「Yaber T2」本体と、NFCでのスクリーンキャスト機能の利用イメージ>

Yaber T2は、実は海外向けにはオプションモデルの「Yaber T2 Plus」も存在している。Yaber T2 PlusにはYaber T2本体パッケージの他、スマートTVドングルが付属する。日本市場ではスマートTVドングルのセット商品であるYaber T2 Plusの取扱いはないが、代わりにスマートTVドングルの単品販売はされている。製品名は「Yaber PROJECTOR T2 TV HDMIアダプター」で、価格は13,390円。ただし、本記事執筆時点では3,000円オフのクーポンが配布中なので、今のところは10,390円ということになる。詳細は後述する。

<▲画像:「Yaber T2 Plus」。本体右に置かれているのがスマートTVドングル>

今回日本市場で発売になったのはスマートTVドングルが付属しないYaber T2だ。

Yaber T2は前述したようにバッテリーを内蔵するプロジェクター。バッテリーのみの駆動の場合、動画視聴なら約2時間半、音楽再生なら約18時間が可能だ。もちろん、電源アダプターを使って家庭用コンセントなどからの給電であれば時間を気にせず使える。

<▲画像:「Yaber T2」の特徴。バッテリーでの駆動時間、スピーカーについて>

バッテリーのフル充電にはスタンバイモードで約3時間半、電源オンの状態で約5時間半かかる。

本体サイズは約165 x 140 x 290mm、重さは約2.5kg。フットスペースは約16.5cm x 14cmなので、あまりスペースを取らない。その一方で、モバイルプロジェクターとはいえ、超小型の製品ではないことも分かるだろう。

冒頭で触れたように、据え置き機に近い性能を持つモバイルプロジェクターと言えばいいだろう。

実際に持ってみると、かなり小さく軽く感じる。取っ手が付いていることもあり、持ち運びしやすい。この取っ手はグルリと下側に回し、プロジェクター使用時の傾き調整スタンドとしても活用できる。

プロジェクター仕様は、まず出力解像度がフルHD(1080p)、明るさは最大450 ANSIルーメン、実用投写サイズは40インチから120インチ、スクリーン間距離は約1.1mから3.3m。サイズとスクリーン間距離を見れば分かるように、概ね一般的な範囲。

<▲画像:「Yaber T2」のスクリーンフィッティング関連の機能、投写サイズとスクリーン間距離の関係>

フォーカス調整とキーストーン調整については、どちらもオートに対応。もちろんマニュアル調整もできる。基本的にYaberのプロジェクターはオートフォーカス、オートキーストーンに対応しているが、それはYaber T2も同じ。また、障害物の自動回避機能もある。

次にオーディオだが、Dolby Audio対応のJBL製のステレオスピーカーを搭載している。筆者はすでに実機を試したが、実際にこのスピーカーはとても良い。通常、プロジェクター内蔵スピーカーの音は、明らかにプロジェクターから聞こえてくる感じがするが、Yaber T2の場合、スクリーン距離にもよるが、なぜかスクリーンの近くから聞こえているかのような錯覚に陥る。Dolbyサラウンドサウンドの調整も優れているようで、かなり良い。

<▲画像:「Yaber T2」本体の外観。上段左から前面、背面、天面、底面、下段は側面>

Yaber T2の入出力ポートは、ARC対応のHDMI入力が1つ、USB 2.0が1つ、3.5mmオーディオ出力が1つ、有線LANポートが1つ。

無線は、Wi-FiがWi-Fi6まで、Bluetoothは5.0対応となっている。また、NFCにも対応する。

前述したようにスピーカーサウンド品質が結構良いので、Bluetoothスピーカーモードも魅力かもしれない。スマートフォンなどをBluetooth接続して、Yaber T2のスピーカーをBluetoothスピーカーとして使うことのできる機能だ。

編集部には実機が届いているので、後日、詳細レビュー記事をお届けしたい。とはいえ、試用段階でもTaber T2はかなり良いと感じたので、このサイズ帯のモバイルプロジェクターを検討している人にはオススメしやすい。


Yaber PROJECTOR T2 TV HDMIアダプターの概要

海外ではスマートTVドングル「Yaber PROJECTOR T2 TV HDMIアダプター」がセットになったモデル、Yaber T2 Plusも販売中だが、日本市場ではオプション品として単体販売されている。価格は前述したように、13,390円だが、本記事執筆時点では3,000円引きクーポンがAmazonで配布中なので、実売価格は10,390円だ。

Amazon/Yaber T2用のスマートTVドングル

Yaber PROJECTOR T2 TV HDMIアダプターは、Google TVドングルなので、Google Playから様々なアプリを自分でインストールして楽しむことができる。もちろん主要な動画配信サービスは全て利用できるし、「Chromecast」機能も使える。スマホやタブレット、PCの「Chrome」ブラウザなどからのキャストも可能だ。

ただ、Chromecastが欲しいのであればGoogle純正の「Chromecast with Google TV」が4,980円、4K対応のモデルが7,600円なので、そちらの方が安い。

では、「Yaber PROJECTOR T2 TV HDMIアダプター」の魅力、特徴は何なのか? というと、給電方式とデザインだ。

<▲画像:「Yaber PROJECTOR T2 TV HDMIアダプター」は専用設計>

Chromecastは映像入力をHDMI端子で、給電はUSBで行うが、「Yaber PROJECTOR T2 TV HDMIアダプター」は、USB給電ではなくHDMIで給電まで行う。そのため配線がスッキリする。Yaber T2のHDMI端子に取り付けるだけで映像入力及び給電が完結している。加えて、Yaber T2の本体とマッチするカラーのデザインが採用されている。

ただ、Yaber T2の入出力端子にはUSB給電にも使えるUSB端子も搭載されているので、短いUSBケーブルを買えば、配線をある程度はシンプルにできないこともない。個人的にはスマートTVドングルが必要ならGoogle純正Chromecastか、Amazonの「Fire TV Stick」シリーズの方が良いと思うが、Yaber T2を結構な頻度で持ちだす機会があるのであれば、「Yaber PROJECTOR T2 TV HDMIアダプター」の方が良いだろう。この辺りは人それぞれ。もちろんスマートTVドングル自体が不要な人もいるだろうから、その場合はYaber T2本体のみでいいだろう。先ほども述べたようにYaber T2は、モバイルプロジェクターとしての性能は優れていると思う。

また、「Yaber PROJECTOR T2 TV HDMIアダプター」はテレビやPC用モニターなどでも使えると思うが、必ずしもそれらの機器がHDMI電源供給に対応しているかは分からない。その時には「Yaber PROJECTOR T2 TV HDMIアダプター」にUSB給電が必要になるかもしれないので注意して欲しい。一応、外部給電用のUSB端子も用意されているように見える。

近日中にYaber T2の実機レビュー記事を公開予定なので、関心がある方はお待ち頂ければ幸いだ。

情報元、参考リンク
Amazon/Yaber T2製品ページ
Amazon/Yaber T2用のスマートTVドングル
Amazon/Yaber T2シリーズ用のストアページ
Amazon/Yaberストアページ
Yaber公式サイト

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