<▲画像:800万回線突破> |
調査会社MMD研究所の最新の調べによれば、楽天モバイルをメインの通信キャリア回線として利用しているユーザーが最も増えているのは同社だという。
<▲画像:各種データ> |
元々、サービス開始当初から楽天モバイルの料金プランは先行する通信キャリア3社、NTTドコモ、au(KDDI/沖縄セルラー)、ソフトバンクと比べて安価に設定されていた。しかし、通信インフラの整備にはどうしても時間がかかる。他社は楽天モバイルより先行している分、割当電波もよく、4G LTEのみならず5Gの整備も進めるなど、通信品質自体では遅れを取ってきた。
しかし、当初はパートナーシップを結ぶau回線で多くのエリアを補ってきたが、現在は自社インフラによる楽天回線エリアの整備も進み、さらには今年6月からは新たに割り当てられたプラチナバンドでのサービス提供も始まった。
ようやく自社インフラが整い始めた。
さらに家族複数人での利用でも先行キャリアに追いつくべく割引施策を強化した。「最強家族プログラム」「最強シニアプログラム」「最強青春プログラム」「最強こどもプログラム」などだ。本来、楽天モバイルは基本プランに競争力があるため、そこまで割り引かなくても問題なかったとも思うが、テコ入れしてきた。
これによって先行3キャリアに対して割引施策の面でも穴がなくなってきた。
そうした状況もあってか、加入者の増加ペースが好調なようだ。
楽天モバイルの代表取締役会長を務める三木谷 浩史氏は今回の発表について次のコメントを寄せている。
「このたび、楽天モバイルの契約数が800万回線を突破したことを大変嬉しく思います。多くのお客様からご支持をいただいておりますこと、心より感謝申し上げます。私たちは、『携帯市場の民主化』を掲げて携帯キャリア事業へ新規参入して以来、全国での通信エリア拡大・通信品質および速度の向上を実現してきました。今後も、お客様にさらに快適にご利用いただけるよう通信品質の向上に加え、楽天グループのエコシステムとの連携強化を図るなど、より顧客満足度の高いサービスを届けてまいります。そして法人のお客様向けサービスの拡充にも努めてまいります」
また、各種キャンペーンは現在も続々と実施中で、ポイント還元企画も多い。
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