<▲画像:「motorola razr 50」> |
あわせて同社は「Snow Man」の目黒蓮さんがブランドアンバサダーに就任したことも先日明らかにしている。目黒さんは早速、motorolara razr 50のテレビCMに出演している。
さて、そのmotorola razr 50及びmotorola razr 50sだが、前者はSIMフリーモデルで家電量販店や格安SIMなどの幅広い販売チャネルにて販売される。格安SIMでは、最大手の「IIJmio」が取り扱うことを明らかにしており、キャンペーン期間中は、MNP(他社からの乗り換え)の場合でセール条件を満たせば89,800円(税込、以下同)で購入できる(※通常価格は135,800円)。一方、後者はソフトバンク向けのモデルで、名称の最後に「s」がつけられている。
motorola razr 50とmotorola razr 50sは基本的には同じモデル。
開いた状態では一般的スマホ同様の縦長の高精細なディスプレイ(6.9インチの有機EL)を使い、閉じた状態では背面にある3.6インチのアウトディスプレイ(有機EL)を使える、といったAndroidスマートフォン。
6.9インチのメインディスプレイの解像度は2,640 x 1080ドット、リフレッシュレート120Hz。縦横比は22:9。一方のアウトディスプレイは1,056 x 1,066ドットで、リフレッシュレートは90Hz。
メインディスプレイのみならず、アウトディスプレイが大型で解像度が高く、リフレッシュレートも高いという点も大きな特徴。大きいとはいえ3.6インチなので指が隅々まで届きやすく、片手での操作もしやすい上、様々な機能に対応しているので便利に活用できる。
<▲画像:アウトディスプレイは3.6インチ。様々な用途に使える> |
カメラではフレックスビュースタイルによって、本体を閉じた状態、折り曲げた状態など自由な角度で撮影できる。
アウトカメラは、5,500万画素のメインカメラと1,300万画素の超広角/マクロカメラで構成したデュアルカメラを搭載する。6.9インチのディスプレイ面のインカメラは3,200万画素のシングルカメラ。動画はアウトカメラ側もインカメラ側も最大で4K UHD/30fpsまで撮影可能。
オーディオでは「Dolby Atmos」対応で、臨場感溢れるサウンドを楽しめる。
バッテリー容量は4,200mAhで、30WのTurboPowerチャージ対応、15Wのワイヤレス充電対応で、短時間での充電が可能だ。特にワイヤレス充電が最大15W対応というのは便利だろう。
「おサイフケータイ」(FeliCa、NFC)、防水(IPX8相当)などにも対応しているし、サポート面では「ディスプレイ破損1回無料サポート」(購入日から1年間の保証)まで付いてくる。
カラーバリエーションは「コアラグレイ」「サンドクリーム」「スプリッツオレンジ」の3色で、高級感のあるヴィーガンレザー仕上げのデザインだ。
OSはAndroid 14で、昨今のMotorolaのスマホはOSのアップデートもそれなりに提供されるようになってきたので、その点でも安心。CPUはMediaTek製の「Dimensity 7300X」で、メモリは12GB、ストレージは512GB。ご覧の通り、メモリとストレージが大容量だという点も、非常に大きな魅力。
ただし、microSDカードには非対応。
モバイル通信は、3G、4G LTE、5Gに対応し、motorola razr 50(SIMフリー版)の対応通信方式及び周波数帯(バンド)は下記の通り。
- 3G(W-CDMA):B1/B2/B4/B5/B8
- 4G LTE:B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B11/B12/B17/B18/B19/B20/B26/B28/B38/B39/B40/B41/B42/B66
- 5G:n1/n3/n5/n28/n41/n66/n77/n78
SIMカードはnanoSIMとeSIMのデュアル対応。SIMフリーモデルはもちろんNTTドコモ(以下、ドコモ)、au、ソフトバンク、ワイモバイル、楽天モバイルといった通信キャリアの他、格安SIM各社の通信サービスで利用できる。
Wi-Fiは6Eまでサポートしている。全て列挙するとIEEE802.11a/b/g/n/ac/ax(2.4GHz/5GHz/6GHz)。Bluetoothは5.4対応。
生体認証は顔認証と指紋認証対応。
<▲画像:「motorola razr 50」のスペック表> |
本体サイズは約171.30 x 73.99 x 7.25mmで、重さは約188g。折りたたんだ状態でのサイズは88.08 x 73.99 x 15.85mm。折り畳みタイプのスマホで、ディスプレイも大型だが、重さが200gを切り、約188gというのも魅力的。
なお、充電及びデータ転送用のUSB Type-C端子はUSB 2.0規格でDLP-Altモードには対応しないので、USBケーブルでの映像の出力はできない。
販売チャネルは冒頭で述べたように、SIMフリーモデルはMotorola公式ストア、家電量販店、Amazonなどの通販各社、IIJmioなどの格安SIMサービスで幅広く販売され、ソフトバンクモデルのmotorola razr 50sはソフトバンク取扱店で販売される。どちらも9月27日発売予定。