<▲画像:「IIJmio」で「家族割引」がいよいよスタートへ!> |
従来、家族複数人で使った場合に回線ごとに通信費からの割引を受けられる割引特典は、NTTドコモ(以下、ドコモ)やau、ソフトバンク、ワイモバイルといった通信キャリアのみのサービスで、通信費が根本的に安価な設定の格安SIMでは一般的ではなかった。
ところが、通信キャリアとはいえ格安SIM並みに安価な楽天モバイルがついに家族割引特典を導入するなど、格安SIMの料金帯のサービスへの導入も進み始めてきた。
<▲画像:「IIJmio」で「家族割引」がいよいよスタートへ!> |
その中で格安SIM市場の最大手であるIIJmioが導入するというのは非常に大きなニュースであり、大きな魅力だ。
IIJmioにおける家族割引では、同一のユーザーID(「mioID」)において、料金プラン「ギガプラン」の「音声SIM」もしくは「音声eSIM」を2回線以上契約している方を対象に、月額基本料金を1回線あたり、毎月100円(税込、以下同)割り引く。
注意したいのは、同一のmioIDでなければならないという点。
例えば家族で複数回線のIIJmioを利用していても、mioIDが異なる場合には家族割引を適用できない。また、家族割引を適用できる回線数は最大で5回線までとなっている。
同一のmioIDだという点が基本条件であり、それぞれのユーザーが住んでいる場所、住所は問われないので、家族が離れた場所にいても家族割引を利用できる。
また、一人で複数回線利用している場合でも家族割引を適用できる。
そしてもう一点、重要な基本条件がある。それは、IIJmioのご案内メールの受信設定を「ON(受け取る)」にする必要があること。一旦「ON」にしても、後で「OFF(受け取らない)」に設定変更してしまうと割引されなくなるので注意が必要だ。
そして家族割引は自動適用されるわけではなく、申し込みを行う必要がある点には気を付けたい。
それ以外には大きな注意点はないが、詳細はIIJmio公式サイトで確認して欲しい。
また、同一mioIDの複数回線間での国内音声通話は、「ファミリー通話割引」によって20%割引される、という特典もある。これに関しては申込は不要。
筆者もIIJmioユーザーの一人だが、IIJmioは通信キャリアと比べると最大通信速度は落ちるものの、実用十分な速度は出ているので、大抵のユーザーには十分満足できると思う。その上、家族割引で100円割引できれば、さらに安価になるので、大きな魅力といえるだろう。
なお、本記事執筆時点では、IIJmio公式サイトではスマートフォンの特価セールも実施されている。
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