Androidニュース&アプリ情報メディア

IIJmioの人気プランは「5ギガ」と「2ギガ」。利用実態をチェック!

格安SIM大手サービスである「IIJmio」を運営するインターネットイニシアティブ(以下、IIJ)は7日、2025年3月期 第1四半期(2024年4月~6月)の決算説明会においてIIJmioの実績を明らかにしたが、その中で料金プランの利用状況など、細かな情報も公開されている。

<▲画像:IIJの決算説明資料より>

IIJmioの契約回線数は129万件を突破し、格安SIM市場でトップシェアを誇る。そのため格安SIMへの乗り換えを検討する際、真っ先にIIJmioを候補に挙げる方は多いだろう。

ところが、いざ加入するとなると、料金プランのどのコースに入ればいいか、悩むかもしれない。その際の参考になりそうなのが利用実態だ。

IIJmioの現在の料金プラン名は「ギガプラン」。その中に月々の高速データ通信量別に複数のコースが用意されている。加えて、音声通話付き、SMS付き、データ通信専用といった種類別にも分かれる。

それら料金プランの各コースのリストと、6月末時点での利用実態は上図の通りだ。

約81%ものユーザーが音声通話付きプランに加入し、約15%がデータ専用プラン、残り約4%がSMS付きプランとなっている。約15%のデータ専用プランのユーザーの多くは恐らくモバイルWi-Fiルーターの利用者だろう。

一方SMS付きプランはスマホユーザーだろうから、全体の約85%、もしくはそれ以上がスマホユーザーだと推測される。

次にデータ容量別コースの加入実態だが、最も多いのは5ギガプラン。約40%のユーザーが5ギガプランを利用している。次に多いのは「2ギガプラン」の約37%だ。ちなみに筆者はサブ回線でIIJmioに加入しているが「2ギガプラン」を選択している。

料金は5ギガプランの音声付きが月額990円(税込、以下同)、2ギガプランが月額850円。この2つの音声通話付きプランは1,000円を切るので財布に優しい。2GBと5GB、データ量は倍以上違いながら差額は140円なので、5ギガプランを選ぶ方が多いのも分かる。

しかも、次にデータ量の多い10ギガプランは月額1,500円と、一気に上がる。990円と1,500円では一つ大きな壁を感じる。それもあって恐らく大半のユーザーが5ギガプランか2ギガプランを選択しているのだろう。

IIJmio公式サイトで実施されるスマホの大特価セールでは、割引特価で購入するための条件が設けられているものの、データ量別コースの指定まではない。すなわち、最も低容量・低価格の2ギガプランでもスマホを特価で購入した上でIIJmioに加入できる。

そのため既存ユーザーの一人としてアドバイスすると、2ギガプランか5ギガプランで加入するのがオススメだ。後から大容量のプランへの変更もできるので、最初は小容量プランから始める方が無難だろう。

しかし、自分がどれくらいのデータ量を必要としているのか明確に把握できている方については、その容量に十分なプランを選べばいいだろう。10~15GBの間であれば15ギガプラン、15~20GBであれば20ギガプランといった具合だ。

ただし、IIJmioでは余ったデータ量の翌月繰越もできるので、毎月の使用データ量にバラつきがある方については、一つ下のプランでも構わないかもしれない。

また、IIJmioではグループを作成し、そのメンバー間でのデータ量のシェアもできるようになっている。大容量プランに加入している方にはデータシェアを積極利用している方もいるだろう。

情報元、参考リンク
IIJmio公式サイト
IIJ/決算説明会資料

読者&編集部コメント欄

この記事のコメント:0 件