<▲画像:「arrows We2」と「arrows We2 Plus」> |
両機種とも条件を満たせば大幅割引の特価で購入することもできる。
arrows We2 Plus M06のIIJmio公式サイトでの通常価格は54,800円(税込、以下同)、arrows We2 M07は32,800円。しかし、どちらも他社からの乗り換え(以下、MNP)で料金プラン「ギガプラン」の「音声SIM」または「音声eSIM」の各コースへの加入すると共に購入する場合には割引価格での購入ができる。
その割引価格、「のりかえ価格」は、arrows We2 Plus M06では36,800円、arrows We2 M07では19,800円だ。
すなわちarrows We2 Plus M06では18,000円割引、arrows We2 M07では13,000円割引になる。
→IIJmio公式サイトはこちら
なお、arrows We2 Plus M06、arrows We2 M07はどちらも他の通信キャリア/通信サービス事業者からもリリースされるが、arrows We2 Plus M06についてはIIJmioでは独自の限定仕様となっている。それはIIJ限定モデルのみ、メモリが通常の8GBではなく12GBになっているという点。
例えばNTTドコモ(以下、ドコモ)、楽天モバイル、「mineo」などで販売されるarrows We2 Plus M06のメモリは8GBだが、IIJmioでは12GBとなる。
もちろんその分、通常価格の設定は高くなっているが、前述したように「のりかえ価格」で購入できる場合には逆に安くなる。
<▲画像:マルチタスク/マルチウィンドウも十分こなせるCPUとメモリ容量> |
さて、そのarrows We2 Plus M06とarrows We2 M07だが、同じ「arrows We2」シリーズの機種ではあるものの、かなりスペックが異なるため、もはや別シリーズの機種といっても差し支えないのではないかと思うほど。
<▲画像:IIJ限定モデルのarrows We2 Plusとarrows We2の基本スペック表> |
そもそもディスプレイのサイズもパネルも違えばCPUも異なる。
arrows We2 Plus M06は6.6インチの有機EL、arrows We2 M07は6.1インチの液晶、そしてCPUは前者がQualcomm「Snapdragon 7s Gen 2」で、後者はMediaTek「Dimensity 7025」だ。メモリはarrows We2 Plus M06がIIJmio限定モデルでは12GB、他社向けでは8GB、arrows We2 M07は4GBだ。
ストレージ容量はarrows We2 Plus M06が256GBで、arrows We2 M07は128GB。バッテリー容量は前者が5,000mAhで、後者は4,500mAh。
さらに今回のarrows We2 Plus M06の特徴的機能としてピーアールされている「自律神経計測機能」がarrows We2 M07にはない点には注意が必要だ。この機能を使いたいならarrows We2 Plus M06を選ぶしかない。
<▲画像:「arrows We2 Plus」では自律神経計測機能を搭載する> |
この「自律神経計測機能」は、リアカメラの下に設置されたセンサーに指をあてることで計測できる機能で、自律神経の活性度を知ることができる。この機能がお目当てなら前述したようにarrows We2 Plus M06だが、不要であればarrows We2 M07でも構わないだろう。ただし、arrows We2 M07の方がスペックが下のエントリークラスの製品なので、若干の妥協は必要だろう。とはいえ、エントリースマホとして十分以上のスペック、機能は備わっているので、arrows We2 M07で十分というユーザーも多いと思う。
arrows We2 Plus M06、arrows We2 M07、どちらのスマートフォンもモバイル通信では5Gまでサポートし、SIMカードはnanoSIMとeSIMのデュアル対応となっている。
おサイフケータイ(FeliCa)や防水・防塵にも対応しているし、オーディオ面ではハイレゾオーディオにも対応している。生体認証では顔認証と指紋認証に対応。
<▲画像:「arrows We2 Plus」のカラーバリエーション。左から「スレートグレイ」「シャンパンシルバー」> |
<▲画像:「arrows We2」のカラーバリエーション。左から「ライトブルー」「ネイビーグリーン」「ライトオレンジ」> |
なお、arrows We2 Plus M06、arrows We2 M07、どちらの製品も発売日は通信事業者によって異なる。例えば、arrows We2 Plusは、通信キャリアではドコモと楽天モバイルが、arrows We2はドコモ、au/UQ mobileが取り扱う。一方、両機種ともSIMフリーモデルも展開され、格安SIM各社でも販売される。その一つがIIJmioであり、「mineo」などだ。