<▲画像:「Lenovo Tab Plus」> |
LenovoはAndroidタブレットの大手メーカーの一つだが、シンプルかつオーソドックスな製品を多数ラインナップしつつも、他のメーカーにはない独自の設計・スタイルの製品も数多く開発している。
そして今回登場したLenovo Tab Plusは後者の製品だ。
昨今のオーソドックスなタブレットと言えば、ベゼル(額縁部分)が狭く、角が丸い、シンプルなフロントデザイン、薄型ボディの製品だが、Lenovo Tab Plusは、とても独特な設計・スタイルをしたタブレットだ。
まず、断面形状は上部が薄く、下部が厚い。下部が厚い理由はキックスタンドとスピーカーにある。
<▲画像:8スピーカー搭載、キックスタンド搭載> |
Lenovo Tab Plusにはなんと、JBLスピーカーが8基も搭載されている。
マトリックス・ツイーターが4基、フォース・バランスド・ベース・システムが4基だ。非常に迫力あるサウンド体験ができるという。最大出力は26W。タブレットとしてはかなり強力だ。スピーカーボックスの容量は22ccに及び、静的ノイズをカットし、クリアなサウンドを提供するという。
そしてハイレゾオーディオに対応している他、「Dolby Atmos」にも対応しているので、音楽鑑賞はもちろん動画視聴にも良い。
さらにLenovo Tab PlusはBluetoothスピーカーとしても利用できるので、例えばスマホを音源/オーディオプレーヤーとして、Lenovo Tab PlusにBluetoothで音を飛ばし、Lenovo Tab Plusで聴く、といった使い方もできる。
<▲画像:キックスタンドは全幅タイプではなく幅狭で中央に配置> |
また、ボディ下部の中央には折り畳み収納が可能なキックスタンドが搭載されている。すなわち、Lenovo Tab Plusは別途スタンドやケースを購入せずとも、単独で立てかけて使うことができるようになっている。キックスタンドは最大で175度まで開く。
<▲画像:キックスタンドは最大175度まで開くことができる> |
ディスプレイは約11.5インチ、解像度が2,000 x 1,200ドット。
また、IP52相当の防滴・防塵対応なので、ちょっとした水滴などは問題ないので、キッチンや食卓テーブルなどでの使用で、万一水分がかかっても大丈夫だ。
CPUはMediaTek Helio G99で、メモリは8GB、ストレージは256GB。最大で1TBまでのmicroSDカードにも対応する。
バッテリー容量は8,600mAhで、本体サイズは約268.3 x 174.3mmで、厚みは上部の薄い場所は7.8mm、下部の厚い部分は最大13.6mmとなっている。本体の重さは約650g。
<▲画像:「Lenovo Tab Plus」のインターフェース> |
カメラはフロント、リア、ともに約800万画素のシングルカメラを搭載する。
価格は70,000円(税込、以下同)前後。