<▲画像:ドコモの「5G SA」の通信サービスの最大速度が向上へ> |
もちろん利用にあたっての追加料金などは発生しない(※「5G SA」の申し込みは必要。キャンペーンによって本記事時点では無料。後述参照)が、対応する機種でなければ最大6.6Gbpsの速度の通信サービスでの通信はできない。
現時点で予定されている対応機種は下記の3つで、8月1日のスタート時から対応するのは「Xperia 1 VI SO-51E」のみとなる。ただし、Xperia 1 VIについても、ソフトウェアアップデートは必要。
- Xperia 1 VI SO-51E:8月1日より
- Galaxy S24 Ultra SC-52E:11月以降
- Galaxy Z Fold6 SC-55E:11月以降
Xperia 1 VIだけでなくGalaxy S24 UltraとGalaxy Z Fold6についても下り最大6.6Gbpsの利用をするには、対応開始時点で配信される予定のソフトウェアアップデートの適用が必要。
さて、その下り最大6.6Gbpsの通信サービスだが、これは「Sub-6」帯の3.7GHz帯と4.5GHz帯、そして「ミリ波」帯である28GHz帯、合計3つの周波数帯の通信を束ねる「NR-DC(New Radio-Dual Connectivity)」という技術を用いて実現したもの。
前述したように対応するスマートフォン等の機種でなければ体験できないが、エリアや状況次第では非常に速い速度での通信ができることだろう。
対応エリアはまずは東京都、神奈川県の一部から。それ以外のエリアは順次対応、拡大する予定。
なお、ドコモではすでに2021年12月より「5G SA」の対応が始まっており、2022年8月にはSub-6帯の3.7GHz帯、4.5GHz帯のいずれか一方の周波数帯とミリ波帯の28GHz帯を組み合わせて、下り最大4.9Gbps、上り(送信時、アップロード側)最大1.1Gbpsの通信も提供開始済み。
5G SAの利用自体には申し込みが必要なので、5G SA対応機種を利用中のユーザーはできれば申し込んでおこう。今回の下り最大6.6Gbpsの利用に関しても5G SAの申し込みがまだの場合には必要だ。
5G SA自体の利用料金は本来月額550円(税込、以下同)だが、現時点では終了日未定の無料キャンペーンによって無料となっている。
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