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ASUS「Zenfone 11 Ultra」が本日7月5日に日本で発売!オフライン時も使えるAI機能が魅力

ASUS JAPANは5日、Androidスマートフォン「Zenfone」シリーズの最新機種「Zenfone 11 Ultra」を日本市場で発売する。純正アクセサリーも同様に5日に発売予定。

<▲画像:「Zenfone 11 Ultra」>

Zenfone 11 Ultraの最大の特徴は、オンデバイスAI機能の搭載だ。

例えば、リアルタイムで通話内容を翻訳する「AI通話翻訳」や、音声データから文字起こしが可能な「AI文字起こし」(※両方とも現在はベータ版)など、AIを活用した便利機能が搭載され、手軽に利用できるようになっている。

希望小売価格はメモリ/ストレージ容量別のモデルによって異なる。

メモリ16GB、ストレージ512GBのモデルは159,800円(税込、以下同)、メモリ12GB、ストレージ256GBのモデルは139,800円だ。

もちろん実売価格は販売チャネル、ショップ、通信事業者によって違うので、できるだけ安く購入したい場合には購入先を比較検討した方がいいだろう。

<▲画像:「Zenfone 11 Ultra」のカラーバリエーションは4色>

なお、カラーバリエーションは「デザートサンド」「エターナルブラック」「ミスティグレー」「スカイラインブルー」の4色だが、メモリ16GBのモデルにはエターナルブラックとスカイラインブルーしか選択肢がない。一方の12GBモデルには4色全てがラインナップされている。


Zenfone 11 Ultraについて

Zenfone 11 Ultraの概要

さて、再びZenfone 11 Ultraの概要を見ていきたい。

前述したようにオンデバイスAI機能の搭載が最大の特長で、ASUS独自のAIアルゴリズムを活用している。オンデバイス機能なので、デバイス内に機能が搭載されている。ネットワーク接続のない環境でも、各AI機能は使える。AI通話翻訳、AI文字起こしもだ。

<▲画像:オンデバイス機能として使える「AI通話翻訳」や「AI文字起こし」などが便利>

気になるのは処理スピードと精度だが、オフラインで使えるため、ネットワーク接続をいちいち行わない分、速いのかもしれないし、逆に処理能力がZenfone 11 Ultra単体のハードウェアに限られるため、パフォーマンスがネットワーク接続を必要とするサービスと比べて劣るのかもしれない。速度や精度は、実際に何度か試してみたいことには分からないだろう。しかし、オフラインで使えるのは嬉しい。

Zenfone 11 Ultraの基本パフォーマンスを決めるCPUはというと、Qualcommの「Snapdragon 8 Gen 3」を採用している。第3世代のSnapdragon 8は勿論モバイルチップとして最高峰であり、12GBもしくは16GBメモリと相まって、ポテンシャルは非常に高い。

搭載されるバッテリー容量は5,500mAhで、充電は最大65Wに対応する。加えて、Qi規格のワイヤレス充電にも対応し、ワイヤレスでも最大15Wでの充電ができる。

ディスプレイは約6.78インチ、解像度2,400 x 1,080ドット、リフレッシュレート最大144Hzの有機EL。

<▲画像:ディスプレイは6.78インチの有機EL>

Zenfoneシリーズはリアカメラの優秀さも魅力の一つだが、Zenfone 11 Ultraでは、3眼カメラを採用。特に広角カメラには6軸ハイブリッドジンバルスタビライザー3.0による強力な光学式手ブレ補正と電子式手ブレ補正を搭載する。

<▲画像:リアカメラは3眼構成。6軸ジンバルスタビライザーによる強力な光学式手ブレ補正も魅力>

そしてZenfoneシリーズはスピーカーサウンドも魅力だが、Zenfone 11 Ultraには大迫力のサウンドを実現するデュアルスピーカーを内蔵している。

モバイル通信は3G、4G、5Gに対応し、Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠で、Bluetoothは何と5.4対応。SIM対応はnanoSIMのデュアル仕様。

また、おサイフケータイ(FeliCa)にも対応する。

なお、ハイエンドスマートフォンであるZenfone 11 Ultraだが、USB Type-C端子は、USB 2.0規格であり、USBケーブルを介してのDisplayPort Alternate Mode(DL Altモード)での映像出力はできない。例えば同じASUSのハイエンドスマホでも「ROG Phone」シリーズだとUSB 3.x規格、DLP Altモード対応なので可能だ。

<▲画像:「Zenfone 11 Ultra」のカラー。左から順に「スカイラインブルー」「エターナルブラック」「ミスティックグレー」「デザートサンド」>

まあスマホをモニターなどの外部ディスプレイに接続する使い方をするユーザーは少ないかもしれない。しかし、ハイエンド機の場合には、それを望む方もいると思うので注意して欲しい。

本体サイズは約163.8 x 76.8 x 8.9mmで、重さは約225g。


Zenfone 11 Ultraの販売チャネル

Zenfone 11 UltraはSIMフリーのスマートフォンとして幅広いチャネルで販売される。冒頭で触れたように通販各社、家電量販店各社、そして格安SIMなど。なお、格安SIMについては確定情報ではないので、各サイトで確認して欲しい。

●メーカー公式ストア

●格安SIM/スマホサービス

●通販/量販店

販売チャネルは特に格安SIMについては今後増える可能性がある。

情報元、参考リンク
ASUS公式サイト

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