<▲画像:「1MORE Open Earbuds S31」> |
1MORE Open Earbuds S31は、「1MORE Fit SE Open Earbuds S30」の後継機種で、様々な点で進化している。
また、同社は1MORE S31の発売に合わせ、1MORE製品をスマートフォンで使う際に用いるアプリの刷新も行った。
従来、1MOREのイヤホン/ヘッドホンの機能/設定/ファームウェアアップデートなどは「1MORE Music」という名称のアプリで行っていたが、今回新たに登場した1MORE S31では、新アプリ「1MORE」で行う。
既に1MOREのイヤホン/ヘッドホンを使っているユーザーは、今まで使ってきた1MORE Musicアプリではなく、新アプリの1MOREアプリでなければ1MORE S31のファームウェアアップデートなどはできないので注意して欲しい。
なお、1MORE S31は実機レビューを後日行う予定なので、実機の感想などはそちらをお待ち頂ければ幸いだ。
1MORE Open Earbuds S31について
<▲画像:「1MORE S31」と充電ケース> |
通常価格は8,980円(税込、以下同)だが、8日時点ではAmazon.co.jpと楽天市場、Yahoo!ショッピングでは、15%オフのクーポンが配布中なので、少なくとも15%割引では購入できる。
もちろんポイントもそれぞれのストアで付与されるので、ポイントも含めて最もお得なストアで購入するのがいいだろう。日頃、「楽天ポイント」を使っている方は楽天市場、「PayPayポイント」の方は「Yahoo!ショッピング」店がいいかもしれないし、Amazonのポイント付与率が高い方はAmazonだろう。
1MORE S31は、オープンイヤータイプのワイヤレスイヤホンで、前述したように1MORE Fit S30の後継機種。
1MORE Fitシリーズには上位グレードの「1MORE Fit Open Earbuds S50」という製品もあり、詳細レビュー記事で言及したように、筆者は物凄く気に入っている。1MORE Fit S30は、1MORE Fit S50と比べると下位グレードの製品ではあるが、今回1MORE S31の実機を手にして分かったことだが、これはこれで非常に優れた魅力を備えている。
というのも、1MORE Fit S50もイヤホンやヘッドホンと比べて耳への物理的ストレスが極端に少なく、ストレスフリーと言っていいほど軽快な付け心地だが、一応、耳と触れるパッドはある。触れる程度なので、物理的ストレスは非常に少ないが、もちろん触れる以上、理論的にゼロではない。
<▲画像:「1MORE S31」の装着イメージと構造> |
ところが、1MORE S31は、パッド自体が存在しないので、耳穴とイヤホンノズル部(※実際には筒状のノズルはなく筐体とツラになっている)はほとんど接しない。上に掲載したイメージ図ではかなり接触しているように見えると思うが、実際には耳穴から離れている。もちろん装着状態によっては僅かに接するし、人によって耳の形状が異なるので、それなりに接する場合もあるかもしれないが、フック及び装着状態を修正すれば、ほとんど接しないようにできる可能性が高い。ただし、フックの部分は耳に掛けるので、勿論接触する。このフック部分のストレスについては人によるだろう。
イメージとしては耳穴の近くに小さなスピーカーが浮いている感じになる。これは1MORE Fit S50でもそうだが、1MORE S31はパッドがない分、よりそのイメージが強い。
耳を塞がないので、周囲の音は普通に聞こえる。そのため仕事中などでも使いやすいだろう。
また、イヤホンの筐体はIPX5相当の防水仕様になっているので、ちょっとした雨などでも問題なく、アウトドア、ウォーキングやランニングなどの際に使うのにも向いているだろう。オープンイヤーなので、クルマの音、人が歩いているときの音なども聞こえて、安全面での心配もない。
サウンド自体は、14.2mmのダイナミックドライバーにより、解像度の高いクリアな音を実現しているという。低音の迫力も強化している。
バッテリー容量はイヤホン側が60mAhで、充電ケースは600mAh。イヤホン単体では連続で最大8時間程度の視聴が可能で、充電ケースを含めれば30時間程度となっている。
インピーダンスは16Ωで、Bluetoothは5.3対応。
<▲画像:「1MORE S31」のスペック> |
なお、前述したスマートフォン向けの新アプリ「1MORE」アプリだが、どうやら過去の製品も順次カバーしていくようで、最終的には1MORE Musicアプリから1MOREアプリへと移行する予定だという。