Androidニュース&アプリ情報メディア

楽天モバイルが繋がりやすいプラチナバンド 700MHzでのサービス提供開始!

楽天モバイルは27日、繋がりやすいことから「プラチナバンド」と呼ばれる周波数帯の一つである700MHz帯を使った商用サービスの提供を開始した。

<▲画像:楽天モバイルで700MHz帯でのサービスが開始!>

700MHz帯での商用サービスを提供開始と聞くと、携帯電話サービスの技術面について詳しい方を除き、楽天モバイルの何か新しい通信サービスかと勘違いする恐れがあると思うが、単に新しい周波数帯の電波を楽天モバイルで使い始めたという意味に過ぎないので、利用にあたって何らかの手続きが必要になったり、追加料金が発生するというものではない。

楽天モバイルのユーザーであり、700MHz帯に対応したスマートフォンかつ700MHz帯のエリア整備が済んだ場所であれば700MHz帯での通信ができる。これまで繋がりにくかった場所でも700MHz帯の登場によって、それが解消されるかもしれないというサービス改善の大きな一手だ。

楽天モバイルはNTTドコモ(以下、ドコモ)、au(KDDI/沖縄セルラー)、ソフトバンク(ワイモバイル含む)と比べ、通信サービスを開始した時期が遅い、最後発の事業者であることは周知のこと。

それもあり、先行3社と比べて電波の割当状況に不利があり、特にプラチナバンドと呼ばれる、障害物などを回折できる能力の高い周波数帯が欠けていた。

このためドコモやau、ソフトバンクと比べるとビルの多い都市部、屋内、地下など電波が届きにくい場所における繋がりやすさという点で厳しさがあった。

ところが、ようやくプラチナバンドの700MHz帯の認可を受け、商用化に向けたテストを行い、ついに実際にユーザーが利用できる形でサービス提供が始まったということだ。

もちろん700MHz帯のサービスは始まったばかりなのでエリアは限定的だが、同社はこれまでの1.7GHz帯のサービスにおける「Open RAN」対応の完全仮想化クラウドネイティブモバイルネットワーク構築の知見を活かし、700MHz帯のエリア整備も迅速に行い、順次拡大していくという。

ただし、プラチナバンドのエリア拡大については現状で繋がりにくい場所、すなわちカバレッジホールを優先して展開していく方針だという。


なお、楽天モバイルでは「プラチナバンド始動&700万回線突破記念」キャンペーンも開始した。抽選で77名に7,777ポイントが当たるので、関心がある方はチェックして応募しよう。

情報元、参考リンク
楽天モバイル公式サイト
楽天モバイル/サービスエリアマップのページ
楽天モバイル/「プラチナバンド始動&700万回線突破記念」キャンペーンページ
楽天モバイル/プレスリリース

読者&編集部コメント欄

この記事のコメント:0 件