<▲画像:まだ公式の画像などはないものの今年もABCがやって来る!> |
今回のAndroid Bazaar and Conference(ABC)のイベント名は「Android Bazaar and Conference 2024 Summer」(ABC 2024 Summer)。前回イベントである「Android Bazaar and Conference 2023 Autumn」(ABC 2023 Autumn)から約8カ月の間隔をあけての開催となる。会場は国立オリンピック記念青少年総合センター。
国立オリンピック記念青少年総合センターへのアクセスは電車の場合、小田急線の参宮橋駅から徒歩約7分、地下鉄千代田線 代々木公園駅から徒歩約10分、バスの場合は京王バスの代々木5丁目停留所から徒歩約1分。
駐車場があるのでクルマでの来場も可能。駐車場は8時間までであれば30分毎に300円、8時間を超えた分については30分毎に100円が発生する。
「Android Bazaar and Conference 2024 Summer」(ABC 2024 Summer)の開催までにはまだ日があることもあり、本記事執筆時点ではイベントの詳細は公開されていない。
しかし、過去のイベントと同様、展示会(Bazaar)と講演会(Conference)の2軸で構成され、現在は展示会への出展者の募集も行われている。関心がある企業・団体・個人などはぜひ出展を検討してみよう。
今回の開催規模はまだ分からないが、そもそもAndroidを軸とした大規模イベントは過去も現在もABCのみで、非常に貴重な機会。コロナ禍以前は特に規模が大きく、来場者も莫大な数に上り、会場が大学という事も多かっただけに、学園祭に近い雰囲気も持っていた。コロナ後は他のイベント同様、ABCもオンライン開催に切り替えたり、オンラインとオフラインのハイブリッド開催を試みたりと、様々な模索をしてきたが、現在は以前のようにオフラインイベントに回帰している。
Androidに関するビジネス、開発に関わっている方はもちろん、一般のAndroidユーザーも含めて注目のイベントなので要チェックだ。
なお、今回のイベントに向けたテーマ、コメントも公開されている。
「技術の統合と多様性」
〜分岐したものの行き先は同じ〜
Androidはオープンソースで公開されており、誰でも無料でダウンロードしたり改変できるものです。 多種多様な携帯端末に使われるだけではなく、企業専用機器や自動車、テレビなど見ず知らず使っている機器にも使われるようになりました。 Androidは端末メーカーが独自の機能を実装することもありますが、その中には原点回帰して基のAndroid OSで実装されたものもあります。
Android 15ではPrivacy SandboxやHealth Connectといったセキュリティ観点はもちろん、カメラのコントロールやUMP(Universal MIDI Packets)のサポートなど様々な機能が追加されています。また、パフォーマンス向上に寄与するAndroid Dynamic Performance Framework (ADPF)のアップデートや、外部サーバに接続せずにデバイス上で処理可能なGemini nanoの登場もあり、今後はAIを活用したスマートフォンがさらに普及するかもしれません。
そんな多様なニーズに応えるAndroidの幅広い技術と基礎的知識をしっかり理解し、上記のような幅広い技術を理解して組み合わせて多様な文化交流から複雑な反応を起こし、新たな話し合いや議論がされる場となることを期待します。
今後、ABC 2024 Summerの公式サイトも公開される予定なので、詳細はそれを待ってから確認できるはずだ。
また、参加費用は無料で、すでに募集は開始されているので、関心がある方は忘れずに参加登録をしておこう。参加登録は、IT勉強会支援プラットフォームである「connpass」を用いて行われていて手軽に行うことができる。