<▲画像:Windows 11向けAmazonアプリストアが2025年3月5日でサービス終了へ> |
また、同様の内容は米Amazonからも同日に発表されている。
さて、このWindows 11でのAndroidアプリ動作機能だが、Windows 11向けの「Amazonアプリストア」を介して利用するもの。Amazonの独自アプリストアであるAmazonアプリストアでは様々なアプリがラインナップ/配信されているが、それらの中身は基本的にAndroidアプリ。
Amazonアプリストアは元々は「Fireタブレット」シリーズ向けのアプリストアとして用意されたものだが、Android端末にもインストールできるなど汎用性が高い。というのもFireタブレットのOSがAndroidベースだからだ。そのためAmazonアプリストアで配信されるサードパーティの各アプリもAndroidアプリとなっている。
そしてWindows 11ではMicrosoftとAmazonが連携することで、Amazonアプリストアを介することでWindows 11上でAndroidアプリを扱うことが可能となっている。
ところが、今回、2025年3月5日をもってWSAだけでなく、Windows 11向けAmazonアプリストア自体も提供終了となる。
インストール済みのAmazonアプリストアアプリは2025年3月6日以降も継続利用できるとされているが、Microsoft StoreでAmazonアプリストアや関連アプリの検索はできなくなるという。
サービスの提供終了の理由までは明らかにされていないが、恐らく想定よりも利用者が少なかったのではないかと考えられる。そもそもMicrosoft Store向けAmazonアプリストアで配信されているアプリのラインナップが少ない。
また、Windows 11でAndroidアプリを使えることを知らないユーザーも非常に多いと考えられるし、普段からMicrosoft Store自体使っていないユーザーも多いかもしれない。
いずれにしても残念なニュースではある。