<▲画像:「Xiaomi HyperOS」がリリース> |
Xiaomi HyperOSは従来の「MIUI」と同様、ベースとなるOSは「Android」のままなので、アップデート後も「Google Play」から今まで通りAndroidアプリをダウンロード/インストールすることができるので、ユーザーとしては「Xiaomi製のAndroidスマートフォン」という捉え方のままで構わない。
しかしXiaomi HyperOSは、MIUI時代と異なり、サポートデバイスの種類が多くなる。「Human x Car x Home」をテーマにスマートエコシステム向けに設計され、IoT環境に一貫性を持たせ、様々なデバイスで単一の環境を提供するための統合プラットフォームとなる。前述の通り、具体的にはスマートフォンやタブレットのみならず自動車、スマートホーム、各種IoTまでカバーする。
今回リリースされる最初のXiaomi HyperOSはAndroid 14ベース。
Xiaomi HyperOSの特徴としては、システムの占有率の減少によって軽快なパフォーマンスを実現していること、具体的にはタスクの平均時間が14%削減されたり、クリティカルタスクの待機時間が短縮されたり、割り込み遅延も削減されたり、タスクの切替遅延も速くなったりだ。
UIも変化し、様々なディスプレイへの対応を果たす他、複雑なレンダリング表現が可能になったり、新しいウィンドウ制御によってウィンドウの形状を簡単に切り替えできたり、協力なビジュアルレンダリングができたり、といった具合。
セキュリティも強化されている。
なお、ひとまず日本市場では「Xiaomi 11T」に対してXiaomi HyperOSへのアップデートが19日より開始となっていて、翌週の23日(火)には「Xiaomi Pad 6」へのアップデートが配信開始となる予定。
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