Androidニュース&アプリ情報メディア

「Xperia 5 V」が日本で10月中旬以降に発売!ドコモ、au、楽天モバイル、SIMフリー版が登場へ

ソニーは20日、Androidスマートフォンの最新モデル「Xperia 5 V」(読み:エクスペリア ファイブ マークファイブ)を日本市場で発売すると発表した。

Xperia 5 V
<▲画像:Xperia 5 V>

通信キャリアモデルとSIMフリーモデル(XQ-DE44)が用意され、前者はNTTドコモ(以下、ドコモ)、au、楽天モバイルが取り扱い、10月中旬以降に発売予定、後者はソニーの直販サイトやソニーストア等の他、家電量販店等で10月27日発売予定。

ただし、auに関しては「au Online Shop」のみでの取扱いとなるので注意が必要。実店舗のauショップ及びau取扱店では現時点の情報では販売されない。一方、ドコモ、楽天モバイルはオンライン、オフラインどちらも対応、SIMフリーモデルも同様。

Xperia 5Vの仕様は基本的には通信キャリア、SIMフリーモデル共に共通だが、ストレージ容量が異なり、カラーの取扱いもそれぞれ。

まず通信キャリアモデルのメモリ及びストレージの組み合わせは8GBメモリ、128GBストレージだが、SIMフリーモデルは8GBメモリ、256GBストレージとなっている。

そしてカラーの取扱いは下記の通りだ。

  • ドコモ:プラチナシルバー、ブラック、ブルー
  • au:プラチナシルバー、ブラック、ブルー
  • 楽天モバイル:プラチナシルバー、ブラック
  • SIMフリーモデル:プラチナシルバー、ブラック、ブルー

カラーバリエーションのラインナップ自体はプラチナシルバー、ブラック、ブルーの3色で共通。一部のキャリアに向けた独自カラーは特にない。しかし、楽天モバイルについてはブルーの取扱いはない。

カラーバリエーションは3色
<▲画像:カラーバリエーションは3色>

また、モバイル通信(5G、4G)の理論的最大速度は通信キャリアのサービスに依存するため、各社で異なる。

あと異なるのは価格(税込、以下同)で、それは下記の通り。ただし、キャンペーン等によって割引やポイント還元などが各社で異なるので、実質的なコスト負担は変わってくる。また、約2年使ってから返却することを前提とする場合には、もちろんその2年の使用コストで考えると更に下げることはできる。

  • ドコモ:151,690円
  • au:143,000円
  • 楽天モバイル:152,400円
  • SIMフリーモデル:140,000円前後

各モデルの違いはこのくらいで、Xperia 5 Vの概要を見ていきたい。

Xperia 5 Vは、Xperiaシリーズの中ではコンパクトハイエンドの位置づけとなる「Xperia 5」シリーズの最新ナンバリングモデル。

約6.1インチ、解像度フルHD+、リフレッシュレート120Hz、HDR10/HLG対応の有機ELディスプレイを搭載する。SDRコンテンツだろうと「X1 for mobile」によって高精細で視聴できる上、HDRコンテンツも「リアルタイムHDRドライブ」によって白飛びしやすい明るい環境下でもハイライトを調整して、はっきりした映像で視聴できる。

本体サイズは約68 x 154 x 8.6mm、重さ約182g。「Xperia 1」シリーズと比べて小振りのボディが大きな特徴。

それでいて基本スペックはXperia 1シリーズレベル。

Xperia 5 VのCPUは「Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2」で、メモリは前述したように8GBで、ストレージは128GBもしくは256GB。また、最大1TBまでのmicroSDXCカードにも対応する。

バッテリーは小振りなスマホながら5,000mAhと大容量。加えて、独自の省電力技術によって前機種「Xperia 5 IV」と比べて約20%の消費電力削減を実現。ワイヤレス充電にも対応している。

バッテリーの持ちに関しては人それぞれだが、概ね一般的な使い方だと朝から晩まで使っても50%残るくらい、とされている。

また、Xperia 5 Vのバッテリーを使って他のモバイル機器を充電できる「おすそわけ充電」にも対応している。

発熱対策に関してもXperia 5 IVから改善されている。熱を本体内に拡散することで高温化を防ぐ熱拡散シートを本体前面と背面に使っている。さらに独自の放熱対策として熱拡散シートの体積はXperia 5 IVに対して40%も増えているという。

Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠なので、いわゆるWi-Fi6までサポートしている。Bluetoothは5.3、また、オーディオに関しては3.5mmオーディオ端子を備える他、新開発のアンプ、フルエンクロージャー構造のフルステージステレオスピーカーを左右均等配置している。

ハイレゾ音源をワイヤレスで楽しめる「LDAC」にも対応しているし、圧縮音源をハイレゾ相当にアップスケールできる「DSEE Ultimate」機能も搭載する。

オーディオについて
<▲画像:オーディオについて>

そしてXperiaといえばディスプレイ、オーディオに加えてカメラ。

Xperia 5 VにはXperia 1 Vと同型の最新センサー「Exmor T for mobile」を採用。背面カメラレンズは16mm、24mm、48mmの3つの焦点距離で撮影できる。48mmは光学2倍相当なので、画質劣化を気にせずに被写体を大きく撮影できる。

リアカメラのレンズの焦点距離について
<▲画像:リアカメラのレンズの焦点距離について>

フロントカメラは約1,200万画素のシングルカメラ。

フロントカメラとリアカメラ
<▲画像:フロントカメラとリアカメラ>

他には指紋認証センサー搭載、「おサイフケータイ」対応、防水/防塵対応など、基本的にハイエンドスマホとして足りない機能はない。


情報元、参考リンク
ドコモ/Xperia 5 V製品ページ
au Online Shop
楽天モバイル/Xperia 5 V製品ページ
ソニー/Xperia 5 V製品ページ

読者&編集部コメント欄

この記事のコメント:0 件