Androidニュース&アプリ情報メディア

災害時用の無料Wi-Fi「00000JAPAN」が通信障害の発生時も無料開放に

無線LANビジネス推進連絡会、電気通信事業者協会、そしてNTTドコモ(以下、ドコモ)、KDDI、沖縄セルラー、ソフトバンク、楽天モバイルは4日、災害用統一SSID「00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)」の提供条件を変更することを明らかにした。

「00000JAPAN」の利用イメージ。サービス名とSSIDは同じ
<▲画像:「00000JAPAN」の利用イメージ。サービス名とSSIDは同じ>

災害用統一SSID「00000JAPAN」はいわゆる無料の公衆無線LANサービスで、SSID「00000JAPAN」に繋げることで手軽にWi-Fi経由でインターネットを利用できる。

ただし、従来の提供条件は基本的に自然災害が発生したときに限られていた。

しかし、4日以降は携帯電話サービスの通信障害が生じたときにも提供されることになった。ドコモ、au、ソフトバンク、ワイモバイル、楽天モバイルなどで通信障害が発生し、その状態がしばらく続く懸念がある場合に00000JAPANが無料開放される。

00000JAPANへのアクセスは、スマートフォンだけでなくタブレット、PCなどWi-Fiを利用できる機器であればどの機種でも構わない。

なお、00000JAPANの利用にあたっては注意点もある。

それは00000JAPANは緊急時の利便性確保を最優先するため通信が暗号化されていないこと。

特に銀行やクレジットカードなど金融サービスなどの利用時には何らかのセキュリティ対策をユーザーそれぞれが行うよう案内されている。

情報元、参考リンク
一般社団法人 無線LANビジネス推進連絡会/通信障害発生時の「00000JAPAN」開放についてプレスリリースを実施
NTTドコモ/プレスリリース

読者&編集部コメント欄

この記事のコメント:0 件