<▲画像:楽天モバイル> |
楽天モバイルにはMNO、すなわち通信キャリアサービスと、それ以前から提供されてきたMVNO(他社の通信インフラを借り受けてサービスを提供)、2種類の同名サービスが存在しているが、キャリアサービスの本格提供開始後に同社が広く発信する契約回線数はMVNOを含まないMNO単体でのもの。
今回発表された500万回線もMNOのもので、マイルストーンの一つについに到達した。
携帯接続の民主化(無制限、安価、高品質)を掲げ始めた楽天モバイル。昨日、契約者数が『500万回線』に到達致しました。引き続き更なるサービス向上に向け、グループ一丸となり取り組んでいきたいと思いますので、よろしくお願いします。
— 三木谷浩史 Hiroshi (Mickey) Mikitani (@hmikitani) August 28, 2023
楽天モバイル最強プラン→https://t.co/hkjtOq2Oxe
楽天モバイルの契約回線数の推移は10日に開催された楽天グループの2023年度第2四半期決算説明会で明らかにされていて、直近では6月末時点で481万回線、7月の速報値で491万回線だった。
<▲画像:MNOの契約回線数の推移> |
同じ成長率なら8月末までの500万回線突破が予想されたが、実際に達成したことになる。
楽天モバイルはワンプラン(一つの料金プラン)コンセプトを依然キープしていて、現在のプラン名は「Rakuten最強プラン」。
昨今の物価高の流れには携帯電話業界も逆らえず、他キャリアは良くも悪くも料金プランに手を入れてきた。一方の楽天モバイルは「Rakuten最強プラン」への切り替えでは純粋に内容を改善。名称通り、非常に優れたプランとなっている。
後は自社回線のエリア整備を今後も続けていくだけとなっている。「だけ」とはいえ、金銭、時間いずれに関しても莫大な投資を必要とするだけにまだまだ余裕を持てるステージには達していないと思うが、着実な前進に期待したいところ。
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