<▲画像:「いつでもカエドキプログラム+」> |
現行の「いつでもカエドキプログラム」と違い、「いつでもカエドキプログラム+」では1年での端末返却/買い替えに対応する。
「コストを抑えて常に最新機種を使いたい」や「故障時の買替えコストを抑えたい」といった声への対応だとドコモは述べている。
そもそも「いつでもカエドキプログラム」は残価設定型の24回分割払いで購入し、23カ月目までに購入機種を返却した場合に、24回目の残価支払いが不要となる、という内容。すなわち、約2年使って買い替えるというサイクルを想定したもの。
一方の「いつでもカエドキプログラム+」では、「いつでもカエドキプログラム」へ加入した上で「smartあんしん補償」に契約することで、より短期間での返却/買い替えに対応する。
具体的には、12カ月~22カ月目までに返却すると、「早期利用料」の支払いをすることで翌月から23回目までの分割支払金と24回目の残価の支払いが不要になる。また、端末が故障、破損している場合であっても「故障時利用料」を支払うことで返却して特典(残りの支払いが不要という特典)を利用できる。
ただ、今述べたように、12カ月~22カ月目での返却及び特典利用には、「smartあんしん補償」への加入と、実際の返却時に「早期利用料」もしくは「故障時利用料」の発生という追加コストがある点には注意が必要。
<▲画像:「いつでもカエドキプログラム+」の支払いイメージ> |
「smartあんしん補償」は月額330円(税込、以下同)、605円、880円、1,100円のいずれかで、機種によって異なる。
仮に1,100円の機種の場合で12カ月目に返却すると13カ月分、すなわち14,300円が掛かっていることになる。
さらに「早期利用料」か「故障時利用料」が掛かる。
「早期利用料」と「故障時利用料」は、22カ月目までに返却する場合で、「smartあんしん補償」が月額330円のときには5,500円、605円だと8,250円、880円だと12,100円、1,100円だと12,100円。
そのため、「smartあんしん補償」との合計額は12カ月目に返却する場合で19,800円~26,400円掛かることになる。
結局のところ、早く返す分、余計な出費が発生するため、一概におトクだとは言えない。一方で、トータルでのコストというよりも、月々の出費を抑えつつハイエンド機種を毎年買い替えるようなスタイルには適しているかもしれないし、実際、そのような例を想定したプログラムだと言えるだろう。
今まで通り、少なくとも2年は使う、もしくはそれ以上使う予定なのであれば、「いつでもカエドキプログラム」のみの方が出費は少ない。
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