<▲画像:「DuraForce EX KY-51D」> |
しかも今回はドコモからの登場ということで、ドコモユーザーにとっても新たな選択肢に興味を抱いた方も多いだろう。また、ソフトバンクからも2024年1月下旬以降に発売予定だが、ソフトバンクに関しては個人向け販売は行わず、法人のみとなっている。さらにSIMフリー版も発売予定だ。
DuraForce EX KY-51Dは、京セラ製スマホならではのタフネスボディが最大の魅力。
それはボディを覆う「バンパー」からも推測できるだろう。米国国防総省の物資調達基準である「MIL-STD-810H」に定められた21項目の耐久試験をクリアするタフネスさを誇る。
その項目とは、風雨、浸漬、雨滴、粉塵、落下、衝撃、振動、太陽光照射、湿度、高温動作・連続、高温動作・温度変化、高温保管・連続、高温保管・温度変化、低温動作、低温保管、温度衝撃、低圧動作、低圧保管、氷結・結露、氷結・低温雨、塩水噴霧だ。
<▲画像:タフネスボディのため落下などにも強い> |
MIL規格準拠の試験だけでなく京セラ独自の試験も行われている。例えば泡ハンドソープでの洗浄試験などもその一つだ。
ディスプレイをカバーする強化ガラスには日本のAGCの化学強化ガラス「Dragontrail STAR2」を採用する。Dragontrail STAR2は初代Dragontrailと比べて約4倍の強度を持つガラス。
また、タフネスボディながらバッテリーは埋め込み型ではなく交換可能なので、バッテリー残量が減ったときに予備バッテリーに変えたり、バッテリーが根本的に劣化したときにも交換できるので、DuraForce EXは相当長く使い続けられる。
<▲画像:バッテリー交換可能> |
しかも、電源を切らずにバッテリー交換が可能な「バッテリー交換機能」を搭載しているので、作業中にバッテリーが切れかけても、その状態をキープしたままバッテリーを交換できることも魅力的な特徴だ。
また、個人ユーザーだけでなく法人ユーザーもターゲットにした機種のため、「バーコード読取りアプリ」を搭載し、連続読み取りや複数バーコードの同時読み取りなども可能となっている。昨今のスマホは、標準カメラアプリでバーコードを写せば、情報の読み取りが可能になっているが、業務用途の場合には専用アプリは便利だろう。
<▲画像:バーコード読取りアプリ搭載> |
OSはAndroid 13を搭載して出荷予定だが、最大2回のOSアップデートが保証されている点も安心材料。3年間のセキュリティアップデートも提供予定。
このアップデート対応については個人向けスマホ事業からの撤退を表明済みの京セラ製品ながら安心できる(※京セラの撤退記事はこちら)。
その他の基本スペックは下記の通りだ。
ディスプレイサイズは約5.8インチ、解像度は1,560 x 720ドット、CPUは「Dimensity 700」、メモリは4GB、ストレージは64GB、外部ストレージとして最大1TBまでのmicroSDXC対応、バッテリー容量は4,270mAhで、本体サイズは約163 x 77 x 14.8mm、重さは約248g。
SIMカードはnanoSIMとeSIMのデュアル対応で、モバイル通信は5G、4G対応。
「おサイフケータイ」(FeliCa)にも対応している。
<▲画像:生体認証は顔認証と指紋認証に対応> |
生体認証は指紋認証と顔認証に対応。
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