Androidニュース&アプリ情報メディア

携帯各社が本人確認書類として健康保険証の取扱いを続々と終了。基本は運転免許証とマイナンバーカードなどに

携帯電話の通信キャリア各社が契約の際に求める本人確認書類として「国民健康保険証」など複数の書類の取扱いが続々と終了している。対象書類の細かな内容は各社で若干異なるが、基本的には共通。それは健康保険証の取扱いの終了だ。

健康保険証などに含む書類の例(NTTドコモの場合)。これらの書類は本人確認書類として使えなくなっている
<▲画像:健康保険証などに含む書類の例(NTTドコモの場合)。これらの書類は本人確認書類として使えなくなっている>

まずはNTTドコモ(以下、ドコモ)が5月24日に、au(KDDI/沖縄セルラー)が5月31日に終了させ、ソフトバンク及びワイモバイルが6月13日に取扱いを終える。

健康保険証が本人確認書類として利用できなくなるという動きは通信キャリアに限ったものではなく、銀行など金融機関も同じ。従来であれば本人確認書類として健康保険証を利用する際には国民年金手帳などの補助書類と合わせることで各社が対応していたが、今後は利用できない。

理由は各社とも契約者本人が知らぬうちに不正な契約締結や不正利用が行われることへの対策としているが、そもそも健康保険証自体が2024年秋をめどに廃止となり、マイナンバーカードと一体化することを受けての早期対応だとみられる。

結果、利用できる本人確認書類は例えばドコモの場合は、運転免許証、マイナンバーカード、身体障がい者手帳、精神障がい者保健福祉手帳、療育手帳のいずれか1点。それらが無い場合には、住民基本台帳カード(顔写真があるもの)、在留カード+外国発行パスポートのいずれか1点と補助書類となっている。

マイナンバーカードに関しては様々なトラブルが発生し、不安も多々あると思うが、結局のところ作らざるを得ない時代に移行されるので、まだ作成していない方は早めに作っておいた方がいいだろう。

情報元、参考リンク
NTTドコモ/プレスリリース
KDDI/プレスリリース
ソフトバンク/プレスリリース

読者&編集部コメント欄

この記事のコメント:0 件