<▲画像:新スタイラス付属、10.3インチE Ink搭載「Kobo Elipsa 2E」> |
電子書籍リーダーKoboの現世代のラインナップは6インチから10.3インチまで、計5機種に上る。その中でKobo Elipsa 2Eは最も大きな10.3インチのタッチ対応E Inkディスプレイを搭載しつつ、新型のスタイラスペン「Koboスタイラス2」に対応し、付属している点が大きな特徴。
Koboスタイラス2は単品での販売もされ、発売日はKobo Elipsa 2Eと同じ4月20日。価格は9,180円。
Kobo Elipsa 2EにはKoboスタイラス2が付属するため、ある意味でKobo Elipsa 2E本体を52,800円 - 9,180円 = 43,620円と捉えることもできる、かもしれない。
<▲画像:充電式スタイラスとなった「Koboスタイラス2」> |
Koboスタライス2は、側面にUSB Type-C端子を備え、充電に対応したスタイラス。ペンの頭についた消しゴムパーツによって文字などの手描きメモを消すのも手軽。Koboスタイラス2を使わないときは、Kobo Elipsa 2Eの側面にマグネットで取り付けておくこともできる。ペンの重さは約13g。
スタイラス対応の電子書籍リーダー端末はデジタルノートとしても活用できるが、ディスプレイサイズが小さいと実用的でない。しかし、Kobo Elipsa 2Eは10.3インチなので十分。
同じく現行モデルの中でスタイラスペンに対応する機種として「Kobo Sage」もあるが、Kobo Sageは8インチ。人それぞれ使い方も感覚も異なるものの、個人的にはスタイラスを積極活用する上で必要となるディスプレイサイズはせめて10インチだと思う。その点ではKobo Elipsa 2Eの方がKobo Sageより適しているだろう。
一方、Kobo SageはIPX8準拠の防水対応だが、Kobo Elipsa 2Eは非防水。防水を重視する場合にはKobo Sageだろう。
とはいえ、デジタルノート活用や書籍を読むとき、勉強をするときなど、何らかの目的で手書きメモを多用する場合にはKobo Elipsa 2Eの方が圧倒的に良いだろう。
Kobo Elipsa 2EのE Inkディスプレイは前述したように「Carta E Ink HD 1200タッチスクリーン」で、解像度は1,872 x 1,404、Koboの他機種同様ライトも搭載されている。ライトは「ComfortLight PRO」でナチュラルライト機能を搭載する。
また、Kobo Elipsa 2Eの本体サイズは約227.3 x 192.8 x 7.9mm、重さは約386g。
<▲画像:純正のスリープカバー(別売、もしくはセット品もあり)> |
なお、Kobo Elipsa 2E専用オプションとして「スリープカバー」も用意されるが、単品購入する場合は9,180円。しかし、スリープカバーがセットになったKobo Elipsa 2Eも商品として用意されていて、その場合は59,800円と、合計の額は少し安くなる。