Androidニュース&アプリ情報メディア

Motorolaから「moto g13」が4月21日に発売へ。低価格帯の新スマホ

モトローラ・モビリティ・ジャパン(以下、Motorola)は11日、低価格帯向けのAndroidスマートフォン新製品「moto g13」を発表した。Motorolaはmoto g13を日本市場で21日より順次発売する。

「moto g13」。左から順に「マットチャコール」、「ラベンダーブルー」
<▲画像:「moto g13」。左から順に「マットチャコール」、「ラベンダーブルー」>

moto g13の販売チャネルはAmazonをはじめとする通販各社、家電量販店各社、そして格安SIM各社の他、Motorolaの公式オンラインストア「MOTO STORE」など。販売チャネルはMotorolaの他機種同様、幅広い。

端末価格は22,800円(以下、税込)だが、もちろん販売チャネルによって実際の販売価格は異なる。

例えば格安SIM各社の場合は大抵は音声対応SIM及び通信サービスとのセット販売なので、割引キャンペーン等によって2万円前後の割引が行われるのではないかと予想される。また、家電量販店等でも若干のポイント付与があるだろう。

なお、本記事執筆時点ではmoto g13を取り扱う格安SIMの具体的な事業者は不明。通常であれば大手の一角である「IIJmio」や「OCN モバイル ONE」などでの販売が予想されるものの、発売日前後になるまで分からないかもしれない。

さて、それではmoto g13について見ていきたい。

「moto g13」の側面など
<▲画像:「moto g13」の側面など>

スマホとしての基本スペックは、6.5インチで解像度がHD+(1,600 x 720ドット)、リフレッシュレートが90Hz対応のIPS液晶ディスプレイを搭載し、CPUがMediaTek Helio G85、メモリは4GB、ストレージは128GB。6.5インチ、HD+のディスプレイにHelio G85ということで、低価格帯製品ながらそれなりのパフォーマンスで動きそうだ。

また、ディスプレイを保護する強化ガラスは「Pandaガラス」。スマホやタブレットの強化ガラスといえば米Corningの「Gorilla Glass」シリーズや日本のAGC製「ドラゴントレイル」などが広く知られる製品だが、moto g13ではより低コストとみられる中国のTunghsu Group製のPandaガラスを採用。

OSはAndroid 13。

モバイル通信は5Gには非対応で4Gまで。具体的な対応周波数帯/バンドは下記の通り。

  • 4G LTE:B1/B2/B3/B5/B7/B8/B18/B19/B20/B26/B28/B38/B40/B41
  • 3G W-CDMA:W-CDMA B1/B2/B5/B8
  • 2G GSM:850MHz/900MHz/1,800MHz/1,900MHz

SIMカード対応は、eSIM非対応でnanoSIMのみでの2スロット、デュアルSIM対応となっている。また、microSDカードは最大512GBまでサポートしている。

Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠で、Bluetoothは5.1。生体認証は顔認証と指紋認証に対応。指紋認証は側面の電源キーに搭載するタイプ。

指紋認証センサーは側面の電源キーに搭載
<▲画像:指紋認証センサーは側面の電源キーに搭載>

バッテリー容量は5,000mAhで、急速充電は最大20Wまでの対応。

本体サイズは約162.7 x 74.66 x 8.19mmで、重さは約184g。結構軽いのはmoto g13の魅力の一つといっていいかもしれない。防水防塵はIP52相当で対応。カラーバリエーションは「マットチャコール」と「ラベンダーブルー」の2色。

また、オーディオ面ではステレオスピーカーを搭載し、「Dolby Atmos」対応。3.5mmオーディオ端子も搭載している。FMラジオにも対応。

カメラはフロントに約800万画素のシングルカメラ、リアにトリプルカメラを搭載する。トリプルカメラは5,000万画素のメインカメラと200万画素のマクロカメラ、200万画素の深度センサーで構成する。

情報元、参考リンク
モトローラ/moto g13製品ページ
IIJmio公式サイト
「OCN モバイル ONE」公式サイト

読者&編集部コメント欄

この記事のコメント:0 件