<▲画像:ドコモでは「Galaxy S23」と「Galaxy S23 Ultra」を販売> |
今回投入されたシリーズ機種は2つ。Galaxy S23と「Galaxy S23 Ultra」で、Galaxy S23はドコモ、au、楽天モバイルの3キャリアが取扱い、Galaxy S23 Ultraはドコモとauが販売する。
キャリア別のGalaxy S23シリーズの型番と価格(税込、以下同)は下記の通り。なお、価格はキャンペーンによる割引や返却プログラムなどを利用しない場合の本体価格を載せている。
- ドコモ:Galaxy S23 SC-51D(136,620円)、Galaxy S23 Ultra SC-52D(256GBモデル→197,670円、512GBモデル→236,500円)
- au:Galaxy S23 SCG19(136,330円)、Galaxy S23 Ultra SCG20(256GBモデル→197,650円、512GBモデル→225,120円、1TBモデル→253,440円)
- 楽天モバイル:Galaxy S23(147,700円)
上記の通り、Galaxy S23 Ultraについては、ドコモがストレージ容量256GBのモデルと512GBモデルのみの一方、auでは1TBモデルも含めた3モデルをラインナップしている。
<▲画像:auでは「Galaxy S23」と「Galaxy S23 Ultra」を販売> |
また、返却プログラムを利用したときの実質負担額は、例えばドコモの場合、「いつでもカエドキプログラム」を適用すると、Galaxy S23 SC-51Dは62,700円になる。同様にGalaxy S23 Ultra SC-52Dも半額以下の91,190円だ。auの場合は「スマホトクするプログラム」の適用によって実質負担額が下がる。
そして楽天モバイルの場合は返却プログラムではなく、プランセット値引きやポイント還元を考慮すると、Galaxy S23は実質138,700円になる。
<▲画像:楽天モバイルでは「Galaxy S23」を販売> |
各キャリアにおけるオンラインショップのリンクは下記の通り。
Galaxy S23シリーズの概要
Galaxy S23
Galaxy S23は、「Galaxy S」シリーズの最新ナンバリングモデルで「Galaxy S22」の後継モデルとなる。Galaxy S23 Ultraが約6.8インチの大型ディスプレイを採用する一方、Galaxy S23はより扱いやすい約6.1インチ。フルHD+解像度でリフレッシュレート120Hz対応の「Dynamic AMOLED」(有機EL)を採用している。「Sペン」を使いたい、ディスプレイが大きい方が良い、より高性能なカメラなど、Galaxy S23 Ultraでしか応えられない点を望む場合以外は万人向けのサイズ帯であるGalaxy S23がいいだろう。Galaxy Sシリーズは相変わらずとても無難なサイズだと思う。
本体サイズは約146 x 71 x 7.6mmで、重さは約168g。
バッテリー容量は3,900mAh。
基本スペックはOSがAndroid 13、CPUがQualcommの「Snapdragon 8 Gen 2」、メモリは8GB、ストレージは256GB、SIMカードはnanoSIM/eSIMのデュアル対応、モバイル通信は4G LTEと5Gに対応。通信速度はキャリアによって異なる。Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/ac/ax準拠で、「Wi-Fi 6E」までサポートしている。
本体は防水・防塵仕様で、おサイフケータイ(FeliCa)にも対応している。生体認証は顔認証と指紋認証に対応。
USB Type-C端子は旧モデル同様、有線での映像出力にも対応しているので、テレビやモニターにスマホの映像を映してゲームなどをプレイしたい場合には役立つ(変換アダプタは必要)。
カメラはフロントがシングル、リアがトリプル構成となっている。リアは約1,200万画素の超広角カメラ、約5,000万画素の広角カメラ、約1,000万画素の望遠カメラ(光学3倍ズーム対応)の構成。なお、Galaxy S23 Ultraの場合は、広角カメラが約2億画素、望遠カメラが2つになり、1つ目は約1,000万画素で光学10倍ズーム対応、2つ目は約1,000万画素で光学3倍ズーム対応。
Galaxy S23 Ultra
Galaxy S23 Ultraも同じく「Galaxy S22 Ultra」の後継モデル。約6.8インチの大型ディスプレイに約2億画素の有効画素数を持つ超高画素のCMOSセンサーや2つの望遠カメラも含めたマルチカメラをリアに搭載し、今回も多機能かつ高精度の「Sペン」に対応するなど、とにかく考えうる限りハイスペックを極めたNote系のスマートフォン。
そしてゲームなど処理の重いアプリを使うときに頼りになるのが従来比約2.1倍に拡大したベイパーチャンバー冷却システム。いかに高速なCPUを搭載していようが冷却性能が弱いと宝の持ち腐れ。その点Galaxy S23 Ultraでは安心だ。また、バッテリー容量は5,000mAhで、長時間のゲームプレイにも耐えうる。それには省電力性能の高さも貢献している。
なお、下表はドコモ版のGalaxy S23とGalaxy S23 Ultraの基本スペック表だが、モバイル通信速度を除き、基本的に各社で基本スペックは共通。
<▲画像:ドコモ版のGalaxy S23とGalaxy S23 Ultraの基本スペック表> |
また、前述したように価格の違いだけでなくキャンペーンの違いなどもあるので、詳しくは各社のオンラインストアの製品ページなどを参照して欲しい。
情報元、参考リンク