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Yaber、新型プロジェクター「K1」を発売!最新フラッグシップモデル

コストパフォーマンスに優れるプロジェクター製品を主に手掛けるYaber Technologies(ヤバーテクノロジーズ)は15日、日本市場で新たなフラッグシップモデルとなる「Yaber K1」(別名「Yaber Ace K1)を発売した。

「Yaber K1」
<▲画像:「Yaber K1」>

Yaberには2021年冬にリリースしたDLP方式のフラッグシップモデル「Yaber Aurora S」(詳細はレビュー記事参照)があるが、今回発売となったYaber K1はDLP方式ではなくLCD(液晶)方式の製品におけるフラッグシップモデル。Yaberのプロジェクターの全ラインナップ中では依然としてAurora Sが最上位モデルである点には変わりない。その次となり、それは価格設定からも分かる。

価格は53,990円(税込、以下同)だが、現在5,000円オフのクーポンがAmazon.co.jpで配布されているため、「カートに入れる」前にクーポン適用のチェックボックスをチェックしておくことで、5,000円割引できる。すなわち、少なくとも本記事執筆時点では48,990円で購入できることになる。

ただし、Yaberは時々タイムセールを行ったり、Amazonでのセールに参加したり、今回のようにクーポンを配布するなど、実売価格はその時々で変動するので注意して欲しい。それでも5,000円引きならAmazonのビッグセール時を除くと、恐らく十分にお得なタイミングではないかと思う。

※追記:3月20日から利用可能な特別割引コードをYaber Techから提供して頂けることになりました。Amazonのクーポンと併用することで合計10,000円割引になります。詳細はこちらの記事を参照下さい。

Yaber K1の詳細はレビュー記事を後日用意する予定なのでそちらを参照して欲しい。本記事では概要をお伝えしたい。また、ショートレビュー記事は先行してこちらの記事で公開している。下はAmazonでのYaber K1の商品リンク。



Yaber K1

Yaber K1の概要

Yaber K1は、前述したように、フルHD解像度のプロジェクターで、同社製品のラインナップのうち、液晶方式の製品としては最もグレードの高いフラッグシップモデルになるようだ。

「Yaber K1」の特徴
<▲画像:「Yaber K1」の特徴>

解像度はフルHD(1080p)だが、HDMI入力自体は4K信号に対応しているため、例えば「PlayStation 5」を4Kで入力してYaber K1で投影することもできる。これはYaber Aurora Sでも同様で(こちらの記事参照)、4Kを1080pにダウンコンバートしているような感じで、ネイティブ4K投影ではなくとも十分綺麗だった。Yaber K1も同様に4K入力→1080p出力に対応する。もちろんAV機器側の出力自体を1080pにして、1080p→1080pでの投影も可能。

HDMI入力ポートは2つ搭載する。他にはUSB 2.0ポートが2つ、AVポート、3.5mmオーディオ出力ポートが1つ装備されている。

さらにWi-Fi6対応で、Yaber K1単独でWi-Fi通信ができる。

Yaber Aurora SのようにAndroidベースのOSを搭載しているようで、YouTubeなどはYaber K1だけで視聴できるかもしれない。ただ、ピュアなAndroid TVではないので、アプリの利用はYaber Aurora Sのように自分でapkファイルを入手してインストールする必要があるかもしれないので注意したい。

Netflixに関してはFire TV StickやChromecastを使う、ゲーム機やPCなどをHDMIケーブルで繋ぐなどで対応するよう案内されている。

明るさは最大で650ANSIルーメンとされている。投写サイズは40から150インチで、100%から50%までのフリーズーム機能も搭載されているので、スクリーン間距離の調整、設置の自由度は比較的高そうだ。

また、投影調整機能についてはオートフォーカスとオートキーストーンを搭載しているので、焦点と台形補正は手軽。

「オートフォーカス」などについて
<▲画像:「オートフォーカス」などについて>

そしてYaber K1の大きな特徴は、完全密閉光学エンジンにあるようだ。塵や埃などのゴミが光学系に入り込むことを防ぐ防塵設計になっていて、クリアで劣化のない状態をより長くキープできるようだ。さらに冷却性能も高いという。光源自体の寿命は約25,000時間。

サウンドに関しては最大15Wのスピーカーを搭載している。

スピーカーについて。背面ポートも確認可能
<▲画像:スピーカーについて。背面ポートも確認可能>

Bluetooth 5.0に対応している。ただし、Aurora SのようなBluetoothスピーカーとして使用するモードは搭載されていない。あくまでも、プロジェクターからの音声出力をBluetoothイヤホン/ヘッドホン側に飛ばすことができるという機能のみ。

プロジェクター本体のサイズは約299 x 256 x 136mmで、重さは約3.9kg。

本体パッケージにはYaber K1本体の他、リモコン、レンズカバー、クリーニングクロス、電源ケーブル、HDMIケーブル、AVケーブル、クイックスタートガイド、保証書が同梱される。

現時点では詳細が分からない部分もあるので、前述したようにYaber K1の実機を入手次第確認してレビューする予定なのでお待ち頂ければ幸いだ。メニュー周りや基本的な機能はYaberの他の製品と共通していると思うので、Yaber関連記事も参照して欲しい。


また、上に掲載したYouTube動画は海外モデルの開封動画だが、参考になると思う。


なお、Yaber K1は、「+Style」(プラススタイル)でも14日に発売となっている。

また、Yaber K1の詳細は現時点では公式のマニュアルが最も参考になると思う。こちらのマニュアルの76ページ目からが日本語。

Yaber K1のショートレビュー記事、詳細レビュー記事や特別割引コードなどに関する記事も参照して欲しい。

Yaber Ace K1の試用レポート記事
Yaber Ace K1の特別割引コードとクーポンについての記事
Yaber Ace K1の試用レポート記事

情報元、参考リンク
Amazon/Yaber K1製品ページ
Amazon/Yaberストアページ
+Style/Yaber K1製品ページ
Yaber/Yaber K1製品ページ
Yaber/製品マニュアル(PDF)リストページ
Yaber公式サイト

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