<▲画像:「Zenfone 9」> |
Zenfone 9は昨年11月4日に量販店等で発売しているが、格安SIMでの扱いは各社順次という形で、ようやく大手の「OCN モバイル ONE」での発売となった。
→「OCN モバイル ONE」公式サイト
なお、格安SIM大手のもう一つ、「IIJmio」では昨年11月22日に販売開始となっている。
Zenfone 9にはメモリとストレージ容量違いで複数モデルが用意されている。メモリ8GB、ストレージ128GBのモデル、8GB、256GBのモデル、16GB、256GBのモデルだ。今回「OCN モバイル ONE」で販売されるのは8GB/128GBモデル。
Zenfone 9のメーカー希望小売価格は下記の通り(税込、以下同)。
- Zenfone 9 8GB/128GBモデル:99,800円
- Zenfone 9 8GB/256GBモデル:112,800円
- Zenfone 9 16GB/256GBモデル:129,800円
そして「OCN モバイル ONE」公式サイトでのZenfone 9の8GB/128GBモデルの価格は新規契約、他社からの乗り換え(MNP)、機種変更で異なる。新規契約だと96,499円、MNPだと77,799円、機種変更だと99,799円となっている。
通常の新規契約や既存の「OCN モバイル ONE」ユーザーによる購入の場合は約10万円という所だが、MNPだと8万円を切る特価で購入できるので魅力的だ。
ちなみにIIJmio公式サイトでもMNPの場合に77,800円なので、ほぼ同額。
Zenfoneのナンバリングモデルは「OCN モバイル ONE」やIIJmioが扱うスマートフォンの中ではハイエンド端末なので高額だが、その分、実際の性能も良く、使いやすい。Zenfone 9の詳細は別途レビュー記事を用意するのでそちらを参照して欲しいが、基本的に良い。Zenfoneシリーズの中でもベスト製品だと思う。
非常に扱いやすく、性能も良く、ディスプレイも綺麗で音も良く、カメラも良い。ただ、デザインも良いのだが背面の表面素材がややテカりやすいので、カバーをせずに運用するユーザーの場合は汚れなどが目立つかもしれない。とはいえ、欠点/注意点はせいぜいそれくらいで、今回のZenfone 9はコンパクトスマホの決定版だと思う。
OSはAndroid 12で、ディスプレイは約5.9インチ、解像度2,400 x 1,080ドットの有機EL、CPUはQualcomm Snapdragon 8+ Gen 1で、メモリは8GB、ストレージは128GB、バッテリー容量は4,300mAh、本体サイズは約146.5 x 68.1 x 9.1mmで、重さは約169g。
背面のメインカメラは約5,000万画素の広角カメラと約1,200万画素の超広角カメラの構成、前面のサブカメラは約1,200万画素の広角カメラ。
モバイル通信は3G、4G、5G対応で、周波数帯(バンド)対応は下記の通り。
- 5G:n1/2/3/5/7/8/12/20/28/38/77/78
- 4G LTE:B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19/20/26/28/34/38/39/40/41/42
- 3G:B1/2/4/5/6/8/19
- GSM:850/ 900/1,800/1,900MHz
なお、SIMカードはnanoSIMとnanoSIMのデュアル対応となっていて、eSIMには非対応。また、「おサイフケータイ」(FeliCa)にも対応している。