<▲画像:「dtab Compact d-52C」> |
OSはAndroid 12を搭載して発売になるが、将来的にはAndroid 13へのバージョンアップの提供が予定されているので、少なくともAndroid 13へのアップデートは利用できるようになる見込み。
CPUはQualcomm製の「Snapdragon 695」で、メモリは4GB、ストレージは64GBという基本スペック。Snapdragon 695はミドルクラスの製品に採用されるチップ。重い負荷が掛かるハイエンドのゲームなどを除く多くの用途を十分なパフォーマンスでこなせる力を持つため、多くのユーザーにとって必要十分なCPUだと言える。
dtab Compact d-52Cは、Android 12から13へのアップデート予定がある上、Snapdragon 695、1,920 x 1,200ドットで8.4インチのディスプレイを搭載と、手頃なサイズのタブレットとしては十分実用的な仕様をしている。
Snapdragon 695搭載でモバイル通信は5Gまで対応し、下り最大2.1Gpbs、上り最大218Mbpsの速度に対応する。4G LTEだと下り最大500Mbps、上り最大75Mbpsだ。Bluetoothは5.1対応。
バッテリー容量は5,000mAhで、本体サイズは約201 x 129 x 8.3mm、重さ約318g。
その他、防水・防塵対応、FMラジオ搭載、指紋認証及び顔認証対応など。
カラーバリエーションはミスティブルーとストームグレーの2色。
<▲画像:背面は透明感のあるガラスのような仕上げ(PMMA採用)> |
レノボのタブレットは非常にシンプルな製品が多く、dtab Compact d-52Cも同様。ディスプレイがHDR非対応だったり、音楽ではハイレゾ非対応だったり、といった点はやや残念だが、物足りない部分はそれくらいで、特に気にならない方も多いと思う。
スピーカーはステレオスピーカーを搭載し、「Dolby Atmos」対応なので、サラウンド感があるサウンドも楽しめる。
また、子供の使用を想定した「キッズモード」やシニア層、初心者などに便利な「シンプルメニュー」なども搭載する。もちろん、キッズモードやシンプルメニューは使わなくても構わない。
本体価格は64,790円(税込、以下同)で、「いつでもカエドキプログラム」を利用した場合で23カ月目に返却した場合の負担額は33,374円。
すでに予約受付は開始済みで、ドコモオンラインショップでは28日10時以降に購入手続きが開始となっている。