<▲画像:「オンラインショップ返品保証」サービス提供開始> |
注目すべき点は、開封して実際に使ってみた後であろうと、さらにはその返品理由が「サイズや色のイメージが違う」などユーザーの個人的なものであろうと対象となること。
しかも、返品の費用は当面は無料。ただし、返送にかかる送料のみユーザー負担となる。
また、いくつかの条件や注意点はある。
まず、冒頭で述べたように、オンラインショップ返品保証を利用できるのは既存のドコモユーザーに限定される。新規契約者、他社からの乗り換えの方が購入したスマホの色のイメージが合わないと感じたとしてもオンラインショップ返品保証を利用して返品することはできない。
ドコモの既存ユーザーが機種変更もしくは契約変更を伴う端末購入をした場合のみ。しかも、対象機種も限られる。
本記事執筆時点における対象機種は下記の通り。もちろん対象機種は今後の新機種発売等などによって都度変更になる場合がある。
<オンラインショップ返品保証の対象機種>
- Xperia 5 IV SO-54C
- Xperia 1 IV SO-51C
- Galaxy Z Flip4 SC-54C
- Galaxy Z Fold4 SC-55C
- Galaxy S22 SC-51C
- Galaxy S22 Ultra SC-52C
- AQUOS R7 SH-52C
※2022年2月10日時点のもの。今後変更となる場合あり。
ご覧の通り、少なくともサービス提供開始時点の対象機種はいわゆるハイエンドスマホのみでエントリー/ミドルエンド機種は対象外だ。エントリー/ミドルエンドスマホを購入する場合に利用できないのは残念ではあるが、少なくとも高額のハイエンド機種を今まで以上に安心して購入できるようになるのは非常に助かる話だ。
例えば筆者は現在「Galaxy S22 Ultra」をメインスマホとして使用しているが、実は購入直後には「デカすぎた……、Galaxy S22にすればよかった」と後悔した。サイズの大きさは重々承知の上で購入したにも関わらずだ。同じような例は多数あると思うし、「Galaxy Z Flip4」や「Galaxy Z Fold4」の場合は構造/タイプそのものが合わない、というパターンもあるかもしれない。
「Xperia 5 IV」や「Xperia 1 IV」は「ちょっと縦長かな」くらいで持ちにくいこともないし、返品希望は多くないかもしれないが、少し変わり種のスマホの場合は買った後に「思っていたのと違う」と感じることはあり得る。
話をオンラインショップ返品保証の条件に戻すと、他にも注意すべき点はある。
まず、返品回数は基本的に1年に1回まで。より正確には、商品の「お届け予定日」(ユーザーの手元に届く予定日)を起算日として1年以内に1回が上限だ。
また、ユーザーの契約状態によっては受付不可となる場合もあるという。
もちろん購入した端末を破損させてしまった場合など、何らかのダメージが確認された場合には受付不可になる場合がある。注意事項や適用条件などは下記の通りだ(原文のまま)。
- 対象の購入方法は、機種変更または契約変更のみとなります。
- 商品受取日から8日以内の場合のみ受付いたします。
- 返品回数は、返品された商品のお届け予定日を起算日として1年以内に1回が上限となります。
- お客さまのご契約状態によっては、受付不可となる場合がございます。
- オンラインショップ返品保証をお申込み中に、料金プランの変更予約やdカードのお申込みなど、ほかのお手続きをされている場合は受付不可となります。
- ご注文単位での返品となります。同時にアクセサリーをご注文された場合は、アクセサリーも返品が必要となります(一部のみの返品はできません)。
- 同梱物に不足などがある場合は受付不可となります。
- 返品時に取り付けられている私物のフィルムやケースなどのアクセサリー、その他梱包物は破棄させていただきます(返送の受付はできません)。
- 端末がデータ消去(初期化)されていない場合は受付不可となります。
- 返品手続きに際し、ドコモショップへご来店をお願いする場合がございます。また、ご契約状況によりドコモショップにてSIMカードの再発行(有料)が必要となる場合がございます。
- eSIM対象機種のお手続きの際は、旧機種がお手元にない場合は受付できません。
- 外観の破損や打痕が確認できた場合、受付不可となる場合がございます。
もちろん、できるだけ返品せずに済むように購入すべきだが、万一の場合に返品できるというのは安心に繋がるので、ドコモオンラインショップで購入しやすくなりそうだ。
情報元、参考リンク