<▲画像:航空写真が人工衛星の画像へ> |
従来からの「航空写真」と比べて高い頻度での画像更新が大きな魅力。例えば2019年に発生した火災によって大きな被害を受けた沖縄県那覇市の首里城の再建の様子なども随時チェックできるという。首里城は11月3日に再建に向けての起工式が行われる予定となっている。
<▲画像:首里城の例> |
マクサー・テクノロジーズ社の人工衛星は従来の航空写真より高度からの撮影となるが、人工衛星の周回に合わせて撮影が行われる上、全国どこでも同じ頻度なので、都市部と地方など場所による情報更新頻度の差異もないという。
従来の航空写真の場合には都市部と比べて地方の方が更新頻度が低かったという。
前述の首里城だけでなく、例えばJR長崎駅周辺では北へ伸びる線路や新しくなった駅舎の形状も確認できる。
<▲画像:JR長崎駅周辺の例> |
同様に各地で新しい写真画像を閲覧できるようになっている。
なお、マクサー・テクノロジーズ社の人工衛星で撮影した画像の閲覧は新たなメニュー項目を使って行うのではなく、従来からの航空写真メニューを用いて行う。
すなわち「Yahoo! MAP」アプリを起動し、右上の地図スタイル設定ボタンをタップし、地図スタイル設定画面を開き、「地図の種類」で「航空写真」を選んでタップすればいい。表記は航空写真だが、その中身は衛星画像に置き換わっている。
<▲画像:衛星画像を確認する方法について> |
正直な話、表記も「衛星画像」に変えた方が変化が分かり易くていいような気がするが、とりあえず現時点では表記の変更はないので、その点は注意して欲しい。