<▲画像:「Netflix」で新料金プランが登場!> |
料金は月額790円(税込、以下同)。
新プランを含めたNetflixの新しい料金プランラインナップは下記の通りとなる。
- 広告つきベーシック:790円
- ベーシック:990円
- スタンダード:1,490円
- プレミアム:1,980円
新しいプランとなる「広告つきベーシック」は、一応「ベーシック」というワードが入っているようにベーシックプランをベースとしている。文字通り、ベーシックプランに広告表示が入るようになるバージョンで、その分、ベーシックプランより200円安い。
ベースはベーシックプランなので、動画視聴時に再生可能な最大解像度が720p HDという点はベーシックと同じ。
気になる広告が差し込まれる頻度や長さだが、1時間の視聴において平均4~5分間とされている。細かく見ると、作品の再生前と再生中に15秒もしくは30秒の広告が流れるという。1つあたりの広告の平均長さを仮に22.5秒、1時間あたりの合計の長さを4分30秒と仮定して算出すると、1時間あたり12回広告が表示されることになる。30分だと6回だ。とすると、作品の再生前に2回、10分後に2回、20分後に2回という感じで、およそ10分間隔で2本ずつ広告が流れるような形かもしれない。
多いような少ないような、この辺りの感覚は人それぞれだが、少なくともテレビよりも多いということもないので、我慢できるレベルであることは確かだろう。
「Amazon Prime Video」や「Disney+」と比べるとNetflixは高額なので、どうしても気軽に加入しにくい部分があると思う。個人的にはNetflixの作品ラインナップは結構良いと思うので、一度加入すれば次から次に見たい作品は出てくると思うが、いきなり月額1,490円とか1,980円というのはハードルが高いと思う。
そのため、ひとまず790円で始められるというのは非常に良い提案だろう。最初は広告つきで全く構わないと思うし、そのまま「広告つきベーシック」継続で問題ないと感じる方も多いと思う。
一方、Netflixのヘビーユーザーになり、家族複数人での同時視聴をしたくなったり、作品をダウンロードして視聴したくなったり、1080pのフルHDや4K、さらには5.1chではなく「Dolby Atmos」での視聴もしたくなってくるとスタンダードプランやプレミアムプランへの切替が必要になる。
しかし、前述したように最初は「広告つきベーシック」が最も気楽だろう。
なお、「広告つきベーシック」プランは、日本、オーストラリア、ブラジル、カナダ、フランス、ドイツ、韓国、メキシコ、スペイン、英国、米国で順次リリースされる予定となっている。
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