<▲画像:「PC-T1295DAS」> |
対象機種は「PC-T1295DAS」、「PC-T1055EAS」、「PC-T0875CAS」、「PC-T0855CAS」。
値上げの背景は下記の通り(原文のまま)。
弊社ではこれまで原材料費や物流コスト等の継続的高騰による外部環境悪化が続く中、コスト上昇分を吸収するための企業努力に努めて参りました。しかし、依然として上昇する原材料価格や為替変動を含む社会的情勢の影響は、弊社の内部努力だけでは吸収しきれない状況となっており、販売中の個人向けAndroidタブレット8品目中4品目について、価格をこれ以上維持することが困難なため、価格改定をさせていただくことになりました。
なお、NECパーソナルコンピュータはNECレノボ・ジャパングループ傘下のメーカーで、LAVIEブランドのAndroidタブレットのベースは基本的にはLenovoブランドの製品と共通(全く同じではなくそれぞれに違い有り)。そのためLenovoブランド側のベース製品の値上げについても気になるところだが、少なくとも現時点では言及されていない。
また、今回の値上げ対象となった機種を簡単に説明すると、PC-T1295DASはハイエンドタブレット。12.6インチで2,560 x 1,600ドットの有機ELディスプレイ、JBL製のクアッドスピーカー(Dolby Atmos対応)を搭載など、エンターテインメント用途に非常に適した製品。Snapdragon 870、メモリ8GB、ストレージ256GBと、基本スペックも上々。
PC-T1055EASは10.1インチ、1,920 x 1,200ドットのIPS液晶を搭載するエントリー/ミドルエンドの手頃なタブレット。そして、PC-T0875CAS及びPC-T0855CASは、8インチ、1,280 x 800ドットのIPS液晶を搭載するエントリークラスの小型タブレット。
元値が高額である製品ほど値上げの影響は大きく、PC-T1295DASの購入を検討している方は特に要チェックの情報だろう。