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IIJmioがモバイルWi-Fiルーター2機種を発売!「Aterm MP02LN SA」と「AIR-2」が9月22日発売!

インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)は16日、「IIJmio」における個人向け端末販売サービス「IIJmioサプライサービス」で、モバイルWi-Fiルーター2機種を新たに発売すると発表した。

「Aterm MP02LN SA」と「AIR-2」
<▲画像:「Aterm MP02LN SA」と「AIR-2」>

一つ目はNECプラットフォームズ製の「Aterm MP02LN SA(IIJmio限定セット)」で、二つ目はAIR-U製の「AIR-2」。どちらも22日より販売開始となる。Aterm MP02LN SA(IIJmio限定セット)は「Aterm MP02LN SA」と予備のバッテリーが追加された特別限定セット。

価格はAterm MP02LN SAが5,980円(税込、以下同)、AIR-2が29,800円だが、キャンペーンによって割引価格での購入も可能だ。9月22日から10月31日までの間に「ギガプラン」と同時申込した場合に、端末価格からの割引が行われ、特別価格で購入できる。

具体的には、Aterm MP02LN SAは2,990円に、AIR-2は27,800円になる。

特別価格といっても通常価格と比べて約2千円の差なので、大きな違いとは言い切れない。そのため、端末だけIIJmioサプライサービスで購入して、SIM及び通信サービスは他社で、というパターンも十分考えられる。現在のIIJmioサプライサービスは回線契約を伴わない場合でも端末購入ができるようになっている。

さて、端末の概要を見ていこう。

IIJmio公式サイト


モバイルWi-Fiルーター 2機種の概要

Aterm MP02LN SA

Aterm MP02LN SAは、5Gには非対応で、3G及び4Gに対応するモバイルWi-Fiルーター。今回IIJmioでは、予備のバッテリーを追加した「Aterm MP02LN SA(IIJmio限定セット)」として販売するので、バッテリーは標準で付属するものと追加品で合計2個となる。容量は1,670mAh。予備が追加されることから分かるように、Aterm MP02LN SAではバッテリーはユーザー自身で着脱/交換できる。

Aterm MP02LN SAは非常に軽いルーターで、重さは約71g。バッテリーを含めての重さだ。サイズも約91 x 50mmと小さく、厚さは約12mm。

対応する通信バンド(周波数帯)は4GがB1、B3、B19、B29で、3GがB1、B5(国際ローミング)、B6、B19。通信速度は下り最大150Mbps、上り最大50Mbps。

バッテリー容量は1,670mAhと少ないが、連続通信時間は4G LTEで約10時間、3Gで約10時間と、特別短くはない。

Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/ac準拠、SIMカードサイズはnanoSIM。

IIJmioのギガプランに加入する場合、NTTドコモ回線の「タイプD」とau回線の「タイプA」のどちらにも対応する。勿論端末はSIMフリー。

「AIR-2」の基本スペック表
<▲画像:「AIR-2」の基本スペック表>


AIR-2

AIR-2は、5Gに対応したモバイルWi-Fiルーター。バッテリー容量も5,400mAhと大きい。その分、重さも約194gと、スマホ並み。通信速度は下り最大2.05Gbps、上り最大400Mbps。

対応する通信バンド(周波数帯)は下記の通り。

  • 5G:n1/2/3/5/7/8/12/20/25/28/30/38/40/41/66/71/77/78/79
  • 4G LTE:B1/2/3/4/5/7/8/12/13/14/17/18/19/20/25/26/28/30/34/38/39/40/41/66/71
  • 3G:B1/2/4/5/6/8/19

バッテリー容量が大きいこともあり、持ちも長い。5Gで接続台数が1台の場合は約12~20時間、4Gだと約25時間。

AIR-2は通常のnanoSIMカードに対応するほか、クラウドSIMもサポートしている。IIJmioのギガプランを始め、一般的な格安SIMなどでの利用の場合にはnanoSIMカードを使うことになるが、エクサモバイルとの契約ではクラウドSIMの利用も可能。クラウドSIMでは物理SIMカードを用いずにネット接続が可能となる。

「AIR-2」の基本スペック表
<▲画像:「AIR-2」の基本スペック表>

なお、クラウドSIMに対応する一方でeSIMには対応していないので、前述したようにIIJmioなど一般的な通信サービスで利用する場合にはnanoSIMカードを使う。

情報元、参考リンク
IIJmio公式サイト
IIJ/プレスリリース

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