<▲画像:「Galaxy Tab S8」シリーズ> |
Android 12Lでは、タブレットが搭載する大画面を活かしたマルチタスクをしやすいようにタスクバー(WindowsやMac、ChromeOSなどのような)が用意され、いつでも手軽にマルチタスク及び画面分割使用がしやすくなる。
Galaxy Tab Sシリーズはサムスン独自のデスクトップモード「Samsung DeX」が搭載されているため、マルチウィンドウでのマルチタスクは元々しやすい製品だが、Samsung DeXは切替操作が一応必要になっていて、多少起動に待ち時間が生じる。
一方、Android 12Lのマルチタスクに関してはモード変更などの必要は特になく、単にナビゲーションバーがデスクトップPCライクのタスクバーに変わるだけなので、単純に普段の使用においてマルチタスクが容易になる。
現在開いているアプリのリストを見て選ぶ必要もなく、タスクバーの操作だけでアプリの切替や画面分割使用も手軽にできるので、Galaxy Tabシリーズのみならず今後Android 12Lアップデートが提供予定の製品についてはとても利便性が向上するはずだ。
なお、サムスン電子は「Galaxy Tab S8」シリーズを含めて少なくとも下記の製品にAndroid 12Lアップデートを順次配信する予定。
<Android 12Lアップデート提供予定機種>
- Galaxy Tab S8 Ultra
- Galaxy Tab S8+
- Galaxy Tab S8
- Galaxy Tab S7+
- Galaxy Tab S7
- Galaxy Tab S7 FE
- Galaxy Tab S6 5G
- Galaxy Tab S6
- Galaxy Tab S6 Lite
- Galaxy Tab Active3
実際にはこのリストに限定されず、他の機種にも提供される可能性があるようだ。6月時点では「Galaxy Tab A 8.4」「Galaxy Tab A7」「Galaxy Tab A7 Lite」にも提供予定と噂されていた。
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