<▲写真:富士山頂(左)、楽天モバイルの基地局(右)> |
具体的には、5Gは富士山頂、標高3,776mの富士山剣ヶ峰付近で、4Gは富士山頂や3つの登山道をはじめとする複数エリアでサービスが利用可能となっている。
富士山頂を始めとする富士山における携帯電話サービスのエリア整備及び通信サービスの提供については、先行3キャリア、すなわちNTTドコモ、au、ソフトバンク/ワイモバイルは富士山の山開きに合わせて毎年行っている。加えて、毎年のように通信サービスの強化も行われている。
しかし、楽天モバイルは後発サービスだけあり、富士山のエリア整備も遅れていた。
同社は2021年夏より富士山のエリア化に向けた取り組みを開始し、今年の8月中旬までに山頂及び登山道の一部では基地局の開設、電波発射を開始。前述の通り、サービスが開始されるに至った。さらに2023年の山開き期間までを目標にエリア拡大を目指す。
楽天モバイルは急ピッチで自社回線のエリア整備を全国的に進めているが、ついに富士山についても通信サービスが利用できる環境が整おうとしている。また、登山道については通年4Gサービスが提供される。
なお、現時点で通信サービスを利用可能な場所は下記の通り。
<5G>
- 富士山頂の一部
<4G>
- 富士山頂
- 富士宮ルート(登山道)
- 須走ルート(登山道)
- 御殿場ルート(登山道)
富士山頂等一部エリアの通信サービス提供は他キャリア同様、富士山の山開き期間限定となるので注意して欲しい。9月上旬までの予定。
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