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HTCの新スマホが日本で発売?HTC Japanが「おまたせしました」と告知。「Desire 22 pro」投入か?

HTC NIPPONは8日、同社の公式Twitterアカウント(@HTCJapan)において「おまたせしました」「htc | VIVERSE」と記されたティザー画像を公開した。画像に描かれたシルエットは、HTCが海外でAndroidスマートフォン新製品「HTC Desire 22 pro」を発表する前に告知したティザー画像のものと同じ。

HTCの新製品が登場へ?
<▲画像:HTCの新製品が登場へ?>

そのため今回のシルエットが示す機種もHTC Desire 22 proだと推測される。

後はHTC Desire 22 proがいつ日本で発売になるのか? そして価格はいくらなのか? 通信キャリア向けに展開されるのか、それともオープンマーケット向け(SIMフリーモデル)が用意されるのか? など、細かな販売情報が気になるところ。


今や有力なVRゴーグル及びプラットフォームの一つを手掛けるメーカーとして知られる機会も増えたHTCだが、HTC Desire 22 proは、VRグラス「VIVE Flow」との連携も特徴の一つ。

VIVE Flow
<▲画像:「VIVE Flow」>

:「VIVE Flow」はメガネ型なので、頭の上面をバンドで覆わずに済む点がとても魅力
<▲画像:「VIVE Flow」はメガネ型なので、頭の上面をバンドで覆わずに済む点がとても魅力>

VIVE FlowはメガネスタイルのVRゴーグルで、従来のかさばる印象を与えるVRゴーグルと比べるとメガネに近く、コンパクトで軽い。重さは約189gだ(バッテリーは外付け)。特に頭の上をバンドで覆わず、後頭部の圧迫感から解放されるのは魅力。しかし「Meta Quest2」のように多種多様なVRゲームを遊べたり、PC VR(Steam VR)用のVRゴーグルとしても使える製品と違い、用途は限られる。連携可能なスマホの映像を視聴する用途が中心となりそうだ。一応、Snapdragon XR1、メモリ4GB、ストレージ64GBを搭載するモバイル機器であり、ゲーム等のアプリも使えるが、Meta Quest 2のようなVR専用コントローラーを使う訳ではないので注意が必要。

連携可能なスマホはHTC Desire 22 proに限らず「Xperia」「Galaxy」「Xiaomi」など他社製品まで幅広くサポートする。「Netflix」「Hulu」「Disney+」などの動画配信サービスもVIVE Flow上で視聴できる(※3D立体視ではなく普通の2D映像だがVR空間上で視聴できる)。

話をVIVE FlowからHTC Desire 22 proに戻すと、ミドルスペックの製品だ。

「HTC Desire 22 pro」
<▲画像:「HTC Desire 22 pro」>

CPUはQualcommの「Snapdragon 695 5G」で、メモリは8GB、ストレージは128GB。ディスプレイは6.6インチでフルHD+(2,412 x 1,080ドット)、リフレッシュレート120Hz対応。本体サイズは約166.3 x 76.9 x 9.4mm、重さ約205.5g。

バッテリー容量は4,520mAhで、最大18Wまでの急速充電に対応する。ワイヤレス充電にも対応する。逆にHTC Desire 22 proから他の機器を充電するリバースワイヤレス充電も利用できる。

モバイル通信は5Gまでサポートする。


HTCのスマホは長らく日本市場で新規リリースされていないので、復活すること自体が嬉しいニュースだ。後は今後の詳細発表を心待ちにしたい。


情報元、参考リンク
HTC公式Twitterアカウント
HTC公式サイト
HTC Desire 22 pro製品ページ(UK)
VIVE Flow公式サイト
Amazon/HTCストアページ

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