<▲画像:「Xperia 10 IV」> |
ただし、価格(税込)は各社で異なる。通常の本体価格は下記の通りだが、勿論各社でキャンペーンや返却前提の端末購入支援プログラムなどによって割引価格や実質負担額は異なる。
- ドコモ:64,152円
- au:69,985円
- UQモバイル:69,985円
- ソフトバンク:74,880円
ドコモの場合、「いつでもカエドキプログラム」を利用して23カ月目にXperia 10 IV SO-52Cを返却する場合には実質負担額は41,712円になる。
auでは「au Online Shop お得割」によって新規契約だと11,000円割引、他社からの乗り換え(以下、MNP)なら22,000円割引を適用できる。また、「5G機種変更おトク割」でも16,500円割引を適用できる。
UQモバイルでは「増量オプションII」への加入有無、新規契約やMNPなどによって変わる。例えば最安となるのは増量オプションIIへ加入の上、MNPの場合で47,985円。
ソフトバンクでは「Xperia 10 IVを買ってPayPayもらえちゃうキャンペーン」によって5,000円相当の「PayPayポイント」が貰えるキャンペーンがある。
単純に最も安く購入できる可能性があるのは現時点ではau、UQモバイルだが、もちろん条件による。
また、Xperia 10 IVは価格以外にも通信キャリア/サービス間での違いがある。それはカラーバリエーション。そもそもXperia 10 IVには4色のカラーバリエーションがある。ホワイト、ブラック、ミント、ラベンダーだ。
ドコモ、au、UQモバイルは4色を揃えるが、ソフトバンクはラベンダーを除く3色となっている。また、ドコモの場合、ラベンダーはドコモオンラインショップでの限定販売となる点にも注意が必要だ。
Xperia 10 IVは、中価格帯でミドルスペックの「Xperia 10」シリーズの最新機種で、やはり今年も人気機種となる可能性が高いだろう。
ディスプレイは約6.0インチで解像度が2,520 x 1,080ドットの有機EL。
比較的コンパクトなのはシリーズ共通で今回も同じ。約153 x 67 x 8.3mmと、手頃なサイズで薄く、そして約161gと軽い。Xperia 10シリーズは前モデルの「Xperia 10 III」もそうだが、人に勧めやすい機種の一つだと思う。その理由の一つが持ちやすく操作しやすいボディにある。
OSはAndroid 12で、CPUはQualcomm Snapdragon 695 5Gで、メモリは6GB、ストレージは128GBだ。今シーズンのミドルエンド機は各社が揃ってSnapdragon 695 5Gを採用しているが、それはXperia 10 IVも同じ。編集部ではレビュー用にSnapdragon 695 5Gを搭載し、メモリが6GBの「Redmi Note 11 Pro 5G」を借りているが、無難に良く動く。グラフィックのクオリティの高いゲーム(もしくはグラフィック設定を上げた場合)など負荷の高い処理だと少し物足りない部分も感じるが、大抵の一般的用途では不足ない。
Xperia 10 IVも同様で、ゲーム用途が中心ではないのなら、または動画撮影や編集を強力に行いたいという訳でもなければ万人に勧めやすいミドルエンドスマートフォンとなるだろう。
外部メモリとしてmicroSDカードも利用できる(最大1TB)。
モバイル通信では5Gにも対応する。Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/acまでで、Bluetoothは5.1対応。バッテリー容量は5,000mAh。
防水・防塵、おサイフケータイ、FMラジオにも対応する。ワンセグ/フルセグは非対応。
また、3.5mmオーディオ端子は4極端子。ハイレゾ対応及びハイレゾワイヤレス対応で、LDACに対応する。「DSEE Ultimate」も利用できる。
背面カメラはトリプルレンズカメラで、超広角16mm/800万画素、広角27mm/1200万画素、望遠54mm/800万画素のレンズで構成される。光学式手ブレ補正によって安定した撮影ができる。