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京セラ、「DIGNO SX2」「DIGNO WX」を発表!法人向けSIMフリースマホ

京セラは15日、法人向けSIMフリースマートフォン2機種を発表した。一つはモバイル通信に対応する「DIGNO SX2」で、もう一つはモバイル通信には非対応のWi-Fiスマートフォン「DIGNO WX」。DIGNO SX2は6月中旬、DIGNO WXは9月に発売予定。

「DIGNO SX2」(左)、「DIGNO WX」(右)
<▲画像:「DIGNO SX2」(左)、「DIGNO WX」(右)>

両モデルとも京セラが端末の導入から保守修理までをトータルでサポートするサービス「京セラモバイルサポート」の対応機種。

DIGNO SX2とDIGNO WX

DIGNO SX2の主な特徴

DIGNO SX2は、スペックとしてはエントリークラスのスマートフォンながら、タフな設計、大容量バッテリー、外部給電機能、Wi-Fiハンドオーバー機能などの他、Googleの法人利用に適した端末認定プログラム「Android Enterprise Recommended」に対応している。最新OSへのアップデート、定期的なセキュリティパッチが適用される。

タフな設計では、例えばディスプレイが割れにくい2段強化ガラスになっている。強化ガラスの層が1層ではなく2層になっているため、従来の強化ガラスよりも強度が高く、割れにくい。ボディの4隅のフチを高くすることでのディスプレイ割れ対策もある。京セラのコンシューマー向け製品でもお馴染みだが、米国国防総省の調達基準である「MIL-STD-810H」に準拠した20項目の試験もクリアしている。

軍手や作業用グローブなどを装着した状態でのタッチ操作、画面や指が濡れた状態でのタッチ操作も可能。

バッテリー容量は4,500mAh。バッテリー劣化を防ぐケアモードも搭載する。ケアモードではあえて満充電にせず約85%までの充電に抑えることでバッテリー寿命を約1.5倍から2倍に長持ちさせられる。

また、USB Type-C to Type-Cケーブルを使うことでDIGNO SX2をモバイルバッテリーとして使用することもできる。すなわち、DIGNO SX2から他のモバイル機器を充電できる。

Wi-Fiハンドオーバー機能は、オフィスなどの広い場所を移動しながら次々に異なるWi-Fiアクセスポイントへ接続する場合などに役立つ機能で、アクセスポイントを繋ぎ替えながら接続を維持する。


DIGNO SX2の基本スペック

DIGNO SX2の基本スペックは下記の通り。

「DIGNO SX2」の基本スペック表
<▲画像:「DIGNO SX2」の基本スペック表>



DIGNO WXの主な特徴

DIGNO WXはDIGNO SX2のWi-Fi版という訳ではなく、また異なるスマホ。CPUはSX2がQualcomm Snapdragon 480なのに対してDIGNO WXではMediaTek MT6768、バッテリー容量も若干ながら少ない。SX2の4,500mAhに対して4,100mAh。

しかし、Wi-Fiハンドオーバー機能やタフネス設計は健在だし、NFC対応などの魅力も備えている。カスタマイズ可能な物理ボタンも搭載されている。


DIGNO WXの基本スペック

DIGNO WXの基本スペックは下記の通り。

「DIGNO WX」の基本スペック表
<▲画像:「DIGNO WX」の基本スペック表>


情報元、参考リンク
京セラ/プレスリリース
京セラ/DIGNO SX2製品ページ
京セラ/DIGNO WX製品ページ

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