<▲画像:「Xperia Ace III」> |
まず、Xperia Ace IIIを取り扱う通信キャリア/サービスは、NTTドコモ(以下、ドコモ)、au、UQ mobile(UQモバイル)、ワイモバイルの4つ。発売時期は6月中旬以降の予定。型番は、ドコモ版が「Xperia Ace III SO-53C」、au版(UQ mobileも含む)は「Xperia Ace III SOG08」だ。
<▲画像:4色のカラーバリエーションがあるが、通信キャリアによって購入可能なカラーは異なる> |
Xperia Ace IIIのカラーバリエーションは4種類だが、通信キャリアによって扱うカラーは下記の通り異なる。
- ドコモ:ブリックオレンジ、グレー、ブラック
- au:グレー、ブルー
- UQ mobile:グレー、ブルー
- ワイモバイル:ブラック、ブルー、ブリックオレンジ
価格(税込)も通信キャリアによって異なるが、現時点ではドコモ版しか判明していない。
- ドコモ Xperia Ace III SO-53C:34,408円
- au Xperia Ace III SOG08:価格未定
- UQ mobile Xperia Ace III SOG08:価格未定
- ワイモバイル Xperia Ace III:価格未定
また、SIMカード対応も通信キャリアによって異なる。ドコモではnanoSIMのみだが、auとUQ mobile、ワイモバイルではnanoSIMとeSIMのデュアルSIM対応となっている。
Xperia Ace IIIは冒頭で述べたようにエントリーモデルで、最大の特徴は最近のスマホとしてはコンパクトな点だ。
<▲画像:コンパクトなサイズが魅力> |
ディスプレイは約5.5インチで解像度HD+(1,496 x 720ドット)の液晶、本体サイズは約140 x 69 x 8.9mm、重さは約162g。それでいてバッテリー容量は4,500mAhと、まずまずの容量だ。
OSはAndroid 12で、CPUはQualcomm Snapdragon 480 5G、メモリは4GB、ストレージは64GB。CPUがやや非力なSnapdragon 480 5Gだという点は残念だが、Xperia Ace IIIはエントリーモデルであり、スマホをヘビーに使用する方向けではないので、多少我慢は必要だろうがライトユースにはそれほどストレスを感じないかもしれない。
実際、ライトユーザー、スマホ初心者の方などに向けて、大きな文字とアイコンで操作できる「かんたんホーム」も搭載するなど、ターゲットとするユーザー層は明確だ。もちろん「かんたんホーム」は使わなくても構わない。
<▲画像:触り心地の良いマットなテクスチャーで仕上げたボディ(左上)、ディスプレイは「Corning Gorilla Glass Victus」でカバー(左下)、「かんたんホーム」も搭載する(右)> |
モバイル通信では5G対応で、Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/b/ac準拠、Bluetoothは5.1対応、防水・防塵仕様、おサイフケータイ対応、指紋認証対応、3.5mmオーディオ端子(4極)搭載、FMラジオ搭載など。ワンセグ/フルセグ、ワイヤレス充電には対応していない。指紋認証センサーは右側面に配置された電源キーに搭載している。
オーディオ面ではハイレゾ音源対応で、有線の他、ハイレゾ・ワイヤレス(LDAC対応)にも対応する。
<▲画像:ハイレゾ対応。有線でもワイヤレスでも高音質で音楽鑑賞を楽しめる> |
カメラは背面に約1,300万画素、前面に約500万画素のものを搭載する。