<▲画像:XiaomiとLeicaが長期戦略的提携> |
シャオミは2010年に登場した若きスマートフォンメーカーで、現在はグローバルで第3位の出荷台数を誇るまで成長するだけでなく、製品分野を家電などに拡大し、さらなる成長を目指している。一方の老舗のカメラメーカーであるライカの歴史は古く、100年以上。前身の顕微鏡メーカー時代まで含めると170年以上に及ぶ。
そのライカとスマートフォンと言えば、そもそも中国メーカーのファーウェイと組み、スマートフォンカメラ分野で大成功を収め、ファーウェイ躍進に繋がった。最終的にファーウェイは米中貿易摩擦や国防の問題などから米国の制裁の受けてスマートフォン市場で厳しい状況に陥ったが、新たにXiaomiと組み、再び市場を席捲するスマホカメラを生み出すかもしれない。
その一方で日本市場に目を向ければ、すでにシャープと組み、「AQUOS」シリーズ、「Leitz Phone」を送り出し、ライカ印のスマホカメラが復活している。
そして今回のシャオミとライカだが、両社は共にモバイルイメージングの分野に関して同じ考えを持ち、光学性能と写真体験の継続的な探求に努めている。
シャオミの創業者であり、CEOを務めるレイ・ジュン氏は「協業の間、光学設計から美的志向の調整まで、我々の革新的な技術、製品哲学、そして画像処理に関してかつてないほど深く衝突、そして融合した」と述べている。
ライカのCEO、Matthias Harsch氏も「7月に登場予定のフラッグシップスマートフォンは、両社の先駆的な取り組みが具現化したものであり、卓越した画質、クラシックなライカの美学、自由な創造性をユーザーに提供し、モバイルイメージングの新たな時代を切り開く」と述べている。
シャオミのスマートフォンは主にコストパフォーマンスの良さから人気を得たが、大きく進化したカメラが新たな魅力として加わるのであれば楽しみだ。
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