<▲画像:「HISモバイル」の新料金プラン> |
また、データ通信のみのデータ定額440プランは音声通話とSMSがない分、さらに安い月額198円(税込、以下同)からの運用も可能だ。どちらのプランも回線はNTTドコモ(以下、ドコモ)。
格安SIM業界で最安級の料金設定となったこともあってか、すでに他社からの乗り換えの増加、新規加入申込が増加し、手続きにおける本人確認処理や商品発送に通常より時間が掛かる状況になっているという。
また、同社は新料金プランを記念したキャンペーンも実施中だ。
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HISモバイルの新料金プランについて
自由自在290プランについて
自由自在290プランは、データ容量別に5コースが用意される料金プランで、音声通話とSMS、そしてデータ通信に対応する。各コースで設定されたデータ通信量を使い切った場合などには1GBあたり200円での追加もできる。プランの内容自体は非常にシンプルだが、1GBコースだけ実際の使用データ通信量に応じて料金が変動する。それ以外のコースは定額。1GBコースでは使用データ通信量が100MB未満の月は550円ではなく290円になる。すなわち、データ通信についてはWi-Fi運用が中心だったりほとんど使わない方の場合には適したプランで、290円で運用できるのは魅力だろう。ガラケー(フィーチャーフォン)にも向いている。
各コースのデータ通信量と月額料金は下記の通り。
- 1GB:550円(※100MB未満の月は290円)
- 3GB:770円
- 7GB:990円
- 20GB:2,190円
- 50GB:5,990円
競合他社のサービスと比べた場合に優位性を感じるコースはやはり1GB、3GB、7GB辺りだろう。中でも1GBコースは目を引く。
<▲画像:「自由自在290」と通話オプション、「データ定額440」の料金イメージ> |
音声通話料金も業界最安級の30秒あたり9円。一般的に格安SIM業界でも30秒あたり11円というのが基本的には通常の半額とされる料金で安いところ、さらに2円安い9円という点は魅力。
加えて、かけ放題オプションも用意されている。
1回あたり5分以内の国内通話がかけ放題の「5分かけ放題」は月額500円、1回あたりの時間制限のない「完全かけ放題」は月額1,480円だ。
データ定額440プランについて
データ定額440プランは、データ通信に特化したプランで、音声通話とSMSには非対応。しかし、近年の各社のWebサービスではユーザーのログイン(認証)にSMSを利用するものも多く、そうした需要に応えられるように月額50円でSMS機能を追加できるオプションもある。いずれにしても特に1GBコースで実際の使用データ量が100MB未満の月は190円になるので激安だ。
コースは下記の通り。
- 1GB:440円(※100MB未満の月は190円)
- 3GB:580円
- 7GB:880円
- 20GB:2,080円
- 50GB:5,880円
データ定額440プランでも各コースで定められたデータ通信量に1GBあたり200円での追加ができる。
手数料について
手数料の多くが0円だが、初回契約事務手数料は1回線あたり3,300円かかる。プラン変更の手数料は0円、解約関係では契約期間の縛りはないので解約金は0円、MNP転出手数料も0円となっている。旧プランについて
まず最初に注意しておきたいのは既存のユーザー(2022年5月19日以前までの加入者)が新料金プランに変更できるのはまだ先となる。というのも、急いで準備中のようだが、ひとまず新規向けの準備が整った段階に過ぎないようで、既存ユーザーのプラン変更については6月30日までのサービス提供開始を目指して開発中だという。旧プランから新プランへの自動切替はないので、プラン変更しない限り、旧プランの継続利用は可能。
一方、下記の旧プランへの新規受付は終了となる。
- 格安ステッププラン
- 格安弐拾プラン
- 格安かけ放題プラン
- データステッププラン
- SMSデータステッププラン
キャンペーンについて
約100人に1人、最大5万円が当たる電話番号くじが実施される。自由自在290プランに新規契約した方を対象としていて、電話番号が当選番号であればキャッシュバックされる。例えば下4桁が「0431」なら50,000円キャッシュバック、下3桁が「290」なら5,000円キャッシュバックといった具合だ。
<▲画像:キャンペーンのキャッシュバック額について> |
非常に安価な料金プランを投入したことでHISモバイルは格安SIM/スマホ市場で契約数を一気に増やすかもしれない。
情報元、参考リンク